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<東京五輪・パラ>マスコット 日本開催の夏季五輪で初

12/7(木) 21:11配信

毎日新聞

 2020年東京五輪・パラリンピックの大会マスコットの最終候補3作品が7日に発表され、未来を担う小学生たちが大会の盛り上げに一役買うことになった。組織委は各クラスに1票を与える投票で、最多の票を得た作品を選ぶ方式を初めて採用した。11日から来年2月22日までで、投票結果は来年2月28日に発表される。

 最終候補に残ったマスコットは「ア」「イ」「ウ」の五輪・パラリンピック計6体。日本は過去3度五輪を開いたが、1998年長野冬季五輪だけがマスコットを採用し、夏季五輪では初となる。

 組織委は大会の盛り上げにつなげるため、全国の子どもたちを参加させ、意見を取り入れる選考方法を議論してきた。スポーツの意義や多様性など五輪・パラリンピックの精神、理念を根付かせる「オリパラ教育」のきっかけと考えたためだ。

 長野五輪では長野市の小中学校が五輪参加国と応援や交流活動を行う「1校1国運動」を実施した。現在も一部の学校では、人的交流が続く。98年に改定された小学校の学習指導要領で初めて「オリンピック」の記載が盛り込まれた。次期学習指導要領は20年度で小学校、翌年度に中学校で実施されるが、そこで初めて「パラリンピック」も盛り込まれる。五輪・パラリンピックの精神の普及は若い世代の心のレガシー(遺産)にもなる。

 7日現在で投票を希望する事前登録は計4518校。全小学校の参加を目指す「マスコット投票宣言」をした自治体は50に達している。マスコットの名前は来夏に決定する。【村上正】

最終更新:12/7(木) 21:20
毎日新聞