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米フランケン上院議員が進退言及か 民主党 セクハラ疑惑で30人以上の同僚議員が辞職要求

12/7(木) 9:32配信

産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】米野党・民主党のアル・フランケン上院議員は7日、複数の女性からセクハラ被害を訴えられた問題で声明を発表する。米メディアによると、同党の上院議員46人のうちシューマー上院院内総務を含む30人以上が議員辞職を求めており、フランケン氏は進退に言及する見通しだ。

 フランケン氏は元コメディアンで大統領選への出馬も取り沙汰されたことがある。上院議員就任前の2006年、コメディアンとして中東に駐留する米兵を慰問した際、ラジオ番組司会者の女性に「寸劇のリハーサル」を理由にキスをしたり、胸を触っている写真を撮ったりしたことが女性の告発で表面化した。

 米政治専門メディア「ポリティコ」は6日、フランケン氏が06年、女性スタッフに不意にキスをしようとし、拒まれると「エンターテイナーとしての私の権利だ」と主張したと報じた。この女性は、トランプ大統領の女性蔑視発言を嘲(あざけ)ったフランケン氏の態度をみて「偽善者ぶっている」と感じ、告発を決めたという。フランケン氏側は同メディアの報道を否定した。

 ただ、他にも尻を触られたなどと訴える女性が次々と名乗り出ており、同僚議員の間でフランケン氏の辞職を求める声が広がった。

 米議会では複数の議員にセクハラ疑惑が持ち上がり、5日には元スタッフから被害を訴えられていた最長老の民主党ジョン・コンヤーズ下院議員(88)=民主=が辞職した。

最終更新:12/7(木) 9:32
産経新聞