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【阪神JF】ソシアルクラブ、母ブエナに続く抽選突破Vだ!

12/7(木) 10:55配信

サンケイスポーツ

 阪神ジュベナイルフィリーズの追い切りが6日、東西トレセンで行われた。2008年の勝ち馬ブエナビスタを母に持つソシアルクラブは、CWコースの併せ馬で軽快な走りを披露して併入。抽選対象の1勝馬だが、臨戦態勢は整った。調教評価『S』は、CWコースの併せ馬で後続を突き放したラッキーライラック。リリーノーブルも合格点の走りを見せた。

 偉大な母に続きたい。ソシアルクラブがCWコースで余力十分の動きを披露。上昇ムードを漂わせ、母ブエナビスタが制した大一番を見据えた。

 「先週、強い負荷をかけているので、けさは感触を確かめる程度でやりました。リフレッシュ放牧を挟みましたが、しっかり乗り込めましたね」

 少しモタモタしていた11月29日の追い切りと比べれば、反応は確実に良化。見届けた池添学調教師が満足げにうなずく。エルフィンコーブ(1600万下)と併走追い。栗毛の馬体がピカピカに輝いている。リズムよくコーナーを通過し、直線に入っても脚取りは軽快。最後まで馬なりでラスト1ハロン12秒4でゴールを駆け抜けた(5ハロン67秒3)。併入だったが脚勢は優勢だ。

 「まずは抽選突破ですね」とトレーナー。賞金400万円の1勝馬は現時点で12頭中9頭が出走可能で、まだ2歳女王奪取への権利は獲得していないが、母譲りの素材は魅力にあふれている。

 GI6勝の母ブエナビスタは2008年に未勝利勝ち直後に阪神JFを完勝。その2歳女王決定戦は17分の6の抽選を突破したように、実力とともに“運”も備えていた。父はダービー馬のキングカメハメハという夢の配合から、ポテンシャルの高さは疑いようがない。さらに展開不向きでも突き抜けたデビュー戦の内容からも、非凡な能力があるのは明白だ。

 池添学師も「(直線が長くコーナーの広い)阪神の外回りコースに舞台が替わるのはいいと思います。一度、競馬を経験してレース慣れもしていると思いますからね」と前向きな姿勢を見せる。

 過去10年で抽選を突破して勝利を挙げたのは3回(07年トールポピー、08年ブエナビスタ、11年ジョワドヴィーヴル)。高い資質があればキャリアが浅くても通用するのは歴史が示している。7日の抽選をクリアすれば、さらに混戦に拍車がかかるのは間違いない。 (宇恵英志)

★華麗なる一族!!祖母ビワハイジ、叔母ジョワドも2歳女王

 ソシアルダンスは、日本有数の牝系の出身。祖母ビワハイジを基礎として活躍馬が多数出ている。祖母は1995年の阪神3歳牝馬S(現阪神JF)など重賞3勝を挙げ、その子のブエナビスタ、ジョワドヴィーヴルも阪神JFを勝っている。ソシアルクラブが勝てば、史上初の母子3代同一GI制覇となる。

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