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富岡八幡宮殺傷事件 女性宮司ら3人死亡 弟、襲撃後自殺か

12/7(木) 23:40配信

産経新聞

 7日午後8時半ごろ、東京都江東区富岡の富岡八幡宮の境内周辺で、通行人から「女が刀を持って暴れている」などと110番通報があった。警視庁によると、男女4人が救急搬送され、宮司の富岡長子さん(58)と弟で元宮司の茂永容疑者(56)、茂永容疑者の知人とみられる30代の女の死亡が確認された。富岡さんの運転手の男性(33)も襲われたが、命に別条はない。

 警視庁によると、周辺の防犯カメラには、茂永容疑者が富岡さんの首や胸を日本刀で刺し、女が短い刃物で運転手の男性に切りつける様子が写っていた。犯行後、茂永容疑者が女の胸や腹を日本刀で刺し、その後、自分の心臓付近を複数回刺して自殺を図ったとみられる。

 警視庁は、富岡さんと茂永容疑者の間に何らかのトラブルがあり、殺傷事件に発展した可能性があるとみて、茂永容疑者らを被疑者死亡のまま殺人容疑などで書類送検する方針。

 富岡八幡宮は江戸時代初期に創建され、毎年8月の「深川八幡祭り」は、赤坂の日枝神社の山王祭、神田明神の神田祭とともに「江戸三大祭り」の一つに数えられ、大勢の見物客が水を浴びせる「水掛け祭り」として親しまれている。今年には宮司就任をめぐるトラブルで神社本庁から離脱したことでも話題となった。

 現場は東京メトロ東西線の門前仲町駅から東に約400メートルで、マンションや飲食店が立ち並ぶ一角。

最終更新:12/8(金) 10:05
産経新聞