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奄美大島・国道58号拡幅改良へ 龍郷町浦の700メートル検討 鹿児島県

12/7(木) 13:00配信

南海日日新聞

 鹿児島県三反園訓知事は6日、奄美大島の国道58号の龍郷町役場前から黒糖焼酎工場・レストラン前までの約700メートルについて拡幅工事を検討する考えを明らかにした。観光客や交通量の増加が見込まれ、地元の関係団体が早期整備を求めていた。県は2018年度の事業着手を目指し、当初予算案に関連経費を計上する。

 県議会一般質問で永井章義議員が取り上げた。三反園知事は「同区間は道路幅が狭く、大型車両同士の通行に支障を来している。来年は大河ドラマの放送や世界自然遺産登録が見込まれ、交通量の増加が予想される。観光による地域活性化や物流機能の向上を図りたい」と述べ、早期の事業化に意欲を示した。

 県道路建設課によると、幅6.2メートルの道路を7.5メートル程度に拡幅する。国の社会資本整備総合交付金を充て、18年度の事業着手を目指す。測量や設計などの経費を当初予算案に盛り込みたい考えだ。

 笠利湾(通称・龍郷湾)に接する同区間の沿道には松並木が続いている。拡幅工事を巡っては大島郡町村議会議長会が15年7月、事業化を求める陳情書を県議会に提出。松並木の景観を保存しつつ、海側への拡幅を要望していた。

 県道路建設課は「松並木を保存するかどうかも含め、地元の意見を聞きながら計画の内容を決めたい」としている。

奄美の南海日日新聞

最終更新:12/8(金) 10:27
南海日日新聞