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Google検索から不正確な医療情報が消える 「前代未聞の規模」

2017/12/7(木) 12:00配信

BuzzFeed Japan

医療関係者に「わかりやすい情報発信」呼びかけ

今回の発表で、Googleは情報発信をする医療関係者に向けて、以下のように呼びかけている。

“もし、あなたが医療関係者で、一般のユーザーに向けたウェブでの情報発信に携わる機会がありましたら、コンテンツを作る際に、ぜひ、このような一般ユーザーの検索クエリや訪問も考慮に入れてください。ページ内に専門用語が多用されていたら、一般ユーザーが検索でページを見つけることは難しくなるでしょう。内容も分かりづらいかもしれません。”

つまり、すでにネット上にある「信頼できる医療・健康に関するコンテンツ」は、専門用語が多く、一般のネット利用者が検索で使う日常的な言葉ではヒットしにくい。

いくら信頼できる情報でも、一般のネット利用者が検索する言葉で見つからなければ、役に立てない。そのため、医療関係者にも、わかりやすい言葉で情報発信をするように、対応を求めた。

異例とも言えるこの呼びかけについて、辻氏は「ボールは医療情報の提供者側に投げられた」と話す。

「多数の一般サイトが退場させられた結果、検索結果が貧相になっている部分は明らかに見られます。つまり今は、専門家の発信する情報を重視したものの、専門家が情報を十分に発信していないため、中身がない状態、とも言えるのです」

今回、大幅に順位を上昇させたのは、大手報道機関や公共機関、製薬会社、医療機関のサイトなどだ。

「そこから積極的な情報発信がなされること、また、そのようなサイトは万が一、不正確な情報を発信しても上位に表示されやすいので、その内容をチェックすることが必要でしょう」

WELQ問題以降、なぜ、検索結果の上位に信頼性の低い記事やメディアが並ぶのかと、Googleは批判されてきた。そして、Googleはその声に答えた。

そして、今度はGoogleが医療関係者に協力を求めた。よりよい検索結果を作るためには、医療関係者による信頼でき、かつ、見つけやすい情報発信が必要だ、と。

発信者と情報プラットフォームが協力すれば、ネットはよりユーザーに役に立つインフラとしてさらに発展していく。そこが問われている。

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最終更新:2017/12/7(木) 23:48
BuzzFeed Japan

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