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「電車のいい映像を撮ろうと夢中に…」ドローン千葉県内初摘発 不正飛行疑いの会社員

12/7(木) 10:20配信

千葉日報オンライン

 国交相の承認などを得ずにドローン(小型無人機)を飛行させたとして、千葉県警松戸署は6日、航空法違反(飛行の方法)の疑いで、浦安市の会社員男性(54)を千葉地検松戸支部に書類送検した。ドローン飛行による同法違反容疑での摘発は千葉県内初で、全国でも9例目。

 送検容疑は、8月19日午前6時5分ごろ、松戸市下矢切地先の北総線江戸川橋りょう付近で同法が定める距離を橋りょうから保たずにドローン(全長約14センチ、約305グラム)を飛行させた疑い。同所でドローンは飛ばせるが、人や物、建物などから30メートル以上の距離を保つよう定めている。

 同署によると、男性が鉄道の映像を撮影しようと飛ばしたドローンがコントロールを失って墜落。男性は同線矢切駅に届け、駅員が橋りょう上に落ちたドローンを発見して同署に通報した。電車の運行に影響はなかった。

 男性が同所でドローンを飛ばすのは3回目で、航空法による制限は知っていたという。調べに対し、「電車のいい映像を撮ろうと夢中になって橋に近づきすぎた」と容疑を認めている。

 現場周辺はゴルフ場や運動場となっている江戸川河川敷で、ドローン飛行のため航空局へ届ける必要がない「都会のドローンのオアシス」として愛好家に知られる場所。鉄道の高圧線近くでは、制御不能になる事があるという。