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「おもてなし」のポイントは 大河ドラマ見据え講演会 沖永良部島和泊町

12/7(木) 13:01配信

南海日日新聞

 一般社団法人「日本おもてなし推進協議会」理事長の古川智子さんらを講師に招いた「おもてなし・ホスピタリティ講演会」が5日夜、鹿児島県沖永良部島和泊町のあかね文化ホールであった。古川さんは「あの人にまた会いたい。和泊町にまた来たいと思っていただくことこそがおもてなし」と語り、笑顔や身だしなみ、前向きな気持ちを持つなど、おもてなしで大切なポイントを伝えた。

 古川さんは、相手に与える印象の55%はその人の表情と態度によるとの研究データを基に笑顔の大切さを強調。「最高の笑顔はつくるものではなく、自然と出てくるもの」とし、肯定的な気持ちで人と接するなどの心得を紹介。「自分が『この人は苦手』と思ったら、きっと相手も同じ気持ちになる。笑う門には福来る」と呼び掛けた。

 人生のどん底とも言える時期に沖永良部島へ来た西郷隆盛を、島の人たちが無償の愛で救ったとされるエピソードを挙げ、「おもてなしで最も大切なのは深い愛情であり、この地域にはそれがある。地域のことをよく勉強している人であれば、自然とおもてなしができるはず」とも述べた。

 講演は、NHK大河ドラマ「西郷どん」の放送決定などによる沖永良部島への観光客増加を見据え、島内の各事業者や住民に「おもてなし」を学んでもらおうと、町「西郷どん」プロモーション実行委員会が主催し、約100人が聴講した。

奄美の南海日日新聞

最終更新:12/7(木) 13:01
南海日日新聞