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リニア新幹線計画 井川で住民説明会 道路整備めぐり住民に不満の声

12/7(木) 19:17配信

静岡放送(SBS)

静岡放送(SBS)

 リニア中央新幹線の整備にまた新たなハードルです。JR東海のリニア中央新幹線計画は県内では静岡市の北部、この11kmほどの区間を通ります。JR東海は12月6日夜、このトンネル工事が行われる静岡市井川地区の住民に説明会を開きましたが、工事で使う道路の整備をめぐり住民から不満の声が出ました。
 6日夜、JR東海が井川地区で開いた住民説明会には緊張した空気が漂っていました。問題となったのは工事用のトラックなどが通る道路の整備についてです。工事現場へは井川地区を抜ける道を通る必要があります。静岡市の中心部から北へ上がるルート。もう一つは島田・川根方面から上がるルートです。どちらのルートを整備していくか、住民とJR側で意見が分かれているのです。
 井川地区と静岡市の中心部とを結ぶルートは狭い道が続きます。この道が整備されれば住民たちにとっても市の中心部へのアクセスが良くなります。しかし、そのために作るトンネルの区間は約4km、費用は140億円ほどかかり、完成しても道路の幅が狭い区間は多く残ります。
 JR東海が考えている井川地区西側の道は川根方面に向かいますが、すでに整備されている道路が続きます。トンネルを掘るのも2.5kmほどで済むため、概算費用も40億円ほど安くなります。
 説明会ではJR東海は、工事車両の安全で安定的な通行が可能になるなどとして、西側のルートを整備する考えを伝えましたが、住民からは不満の声があがりました。
 リニア中央新幹線の工事の着手時期についてはまだ未定ですかJR東海では住民の理解を得られるまで説明していく方針です。

最終更新:12/7(木) 19:40
静岡放送(SBS)