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SWAYにとってソロ活動とは、委ねることで得られた新たな発見

2017/12/7(木) 17:30配信

MusicVoice

 DOBERMAN INFINITYのMCとして活躍するSWAYが11月1日に、ソロデビューシングル「MANZANA」をリリース。DOBERMAN INFINITYやHONEST BOYZ(R)など、これまで彼はある程度表現したいものを自分なりに表現してきたという。ソロ活動では「SWAYをプロデュースしてもらうというプロジェクトにしたい」と話し、EXILE、EXILE THE SECONDのボーカル兼パフォーマーのSHOKICHIが歌詞を担当するなど、彼がリスペクトするクリエイターが集まって完成させた作品となった。SWAYは「面白いエンターテインメントをヒップホップを通してできたら」とソロデビューでこれからの活動Dにも意気込む。デビュー作、これからの活動についてSWAYに話を聞いた。【取材=桂泉晴名/撮影=片山 拓】

インタビューカット

SWAYとして新しいステージに進む

――ソロデビューという、このタイミングに新たな夢に向かう理由は?

 もともとラップを始めたのは16歳のときです。SWAYと名乗り、すすきの(北海道)のクラブでライブをやるようになりました。そうやってSWAYというブランドを持って人生を歩む中で、SWAYをどれだけハイブランドにできるかが目標であり、1つの勝負だと思ったんです。

 昨年30歳を迎え、DOBERMAN INFINITYとしても3年やらせていただいているのですが、自分の人生でグループとして活動することだけがSWAYとしてのゴールではないかな、とは考えていて。自分の中では30歳のときに目標の1つとして「SWAYソロ」がありました。ただ今回、ヒップホップの名門である「Def Jam Recordings」という夢のステージでやらせてもらうきっかけとなったのは、AK-69さんなんです。

 9月13日にDOBERMAN INFINITYとAK-69さんのコラボシングルで、「Shatter」という曲をリリースしたのですが、去年の夏ぐらいにそのコラボのお話をしているとき、余談でAKさんから「SWAYはソロやらないの?」という話を振ってくださったんです。それで「実はSWAYソロはやりたくて。30にもなったので、改めて本気で考えているんです」という話をしたら、AKさんは「俺もDef Jam Recordingsと契約したし、SWAYもそういうステージでできたらおもしろいよね」とちらっと話をされて。「そうか。Def Jam Recordingsも夢のまた夢だと思ったけれども、AKさんが日本に持ってきて下さったんだ」と思い、そこにまた魅力を感じまして。

 それで東京に戻ってSWAYソロの企画書を作り、「人生つねに挑戦者でありたい」というのと「SWAYのソロをやりたい。そして、そのSWAYのソロをDef Jam Recordingsのステージでやらせて欲しい」と書いて、HIROさんにプレゼンさせてもらったのが、このプロジェクトが叶うきっかけになりました。

――AKさんの誘いがあったからこそ具現化したのですね。

 夢を立てたものの、これをどう実現できるんだろうと常に考えていたので。でもDef Jam Recordingsが決まれば、全部いけるとなって。そのイメージができたことは、大きかったですね。

――やりたいことは言葉に出すものですね。

 言霊になりますね。絶対に。

――ソロの初作品をどういうものにするか、方向性についてはどのように決めていかれたのですか?

 逆にプレッシャーとか悩みはなくて。僕はDOBERMAN INFINITYがあり、VERBALさん、NIGOさん、NAOTOさん、MANDYくんというメンバーのHONEST BOYZ(R)というグループもあり、HiGH&LOWプロジェクトで、ELLYやANARCHYくんと一緒に楽曲制作もやっているので、自分のやりたいことは割とやれているんです。逆にSWAYソロをやるときは、結構引き算でした。「これはやったし、これもやったし。ここでやっていないものは、どれかな?」みたいな。

 なおかつ、グループとしてなかなか切れないハンドルも、個人だったらもっと細かく切れるだろうし。SWAYだからこそできるヒップホップは何かと考えたときに、方向性を決めるのはすごく早かったですね。そして、今回Def Jam Recordingsという看板もありますけれど、何よりもそこに集まったスタッフのヒップホップの知識と実績、さらにSWAYというものに対してすごく理解してくださって、見ているビジョンのレベルがすごく高かったんです。自分の感覚とDef Jam Recordingsクルーの皆さんの感覚は遠いものではなかったですし。Def Jam Recordingsサイドからの「最近のトレンドも絶対に入れたい」という要望も「ぜひやりましょう」という感じでした。意思の合致は速攻でしたね。

――タイトル曲「MANZANA」は、それこそ今のトレンドを意識したサウンドのナンバーですね。

 ラテン系とか、レゲトンといったものは候補に挙がって。そういうトピックスがある中で、いろいろな方に楽曲を作って頂きました。それで巡り合えたのが、この「MANZANA」という曲です。もともと歌詞の内容は、もう少しリンゴと女性に特化したものだったのですが、“MANZANA”という言葉はスペイン語で“リンゴ”という意味だと聞いたときに、これからSWAYとしてスタートする上で、おもしろいストーリーになりそうだと思って。そこからまた、作家さんと僕とスタッフで集まって、このリンゴをさらにおもしろい方向に持っていけないかを考えて。

 今回の、黒いリンゴ(MVでSWAYが手に持つ)みたいな。さらにDef Jam Recordingsというリンゴがあって、それをかじって、DOBERMAN INFINITYという枠を超えて、SWAYとしての新しいステージに進むというシナリオができあがりました。

――ラテン系の音楽を表現する上で、こだわったことなどありますか。

 今回、全曲作家さんを立てて楽曲を作っているのですが、ストーリーやプロットは全部自分で書いて。そういうスクリプトは全部自分で作ってやったんです。その中で「MANZANA」に関して「絶対お願いします」と言ったのは、ブリッジのラップの部分でした。“Tiempo”とか“Corriendo”とか、全部スパニッシュで韻を踏むのはマスト。やるなら、とことんこだわりたいという思いがあって。サビの“Fire”の部分もスペイン語にしたかったのですが、今度は分からなくなりすぎるので、そこは英語にしました。でも「このラップだけは、スペイン語にこだわって韻を踏みたい」というのは、あらかじめ決めた部分です。

――ちなみにSWAYさんはスペインというと、どんなことを思い出しますか?

 この曲にはまったく生きていないんですけれども、僕はスペインやメキシコとは昔から関連があるんですよ。19歳のときにカナダのトロントに住んでいて、最初に仲良くなった外国人がスペイン人なんです。マリオという1つ年上、スポーツ万能の超イケメンで。その人がいたので、話すのは抵抗がなくなったというのと、1年近くメキシコ人8人と一緒に住んでいたんですよ。

 サルサソースが常にキッチンのところにあったり。毎日ハウスパーティーみたいな、にぎやかな家で時を過ごしたんです。だから、ラテン文化にもあまり抵抗がないですね。といって、この曲には生きていないですけれど(笑)。

――「MANZANA」のMVではセクシーな場面も登場しますね。

 僕はスニーカーが大好きなんです。全コーディネート裸足という、最高のスニーカーで挑ませていただきました(笑)。

――ダンスも入っていますね。

 もともとヒップホップに出会ったのは、音楽面でいうとダンスが先なんです。今回、昔からの知り合いで、すごくリスペクトしているアーティストのMABUくんに振付をお願いしました。彼に曲を聴いてもらって、歌詞を送り、それで作ってもらったのがサビの部分なんです。音サビに関しては、MABUくんが考えてくれたものと、バッテンするところなどは、実際にスタジオに入って2人で練り直して。

 リンゴをつかむ部分は、もともとMABUくんの方から「こういうのはどうですか?」といった提案がありました。自分も“リンゴダンス”というのは求めていて。しかも初めてみたときに、ある程度踊れるくらいのシンプルさは絶対に欲しいと考えていました。

――観ている人も一緒に踊れるような?

 それはマストでした。あと、あまり難しくしたくはなかったんです。やはりラッパーSWAYでもいたかったので。その中でも、自分がダンスもルーツにあるから、実際にやるのはこの機会にいいかな、と思って。音サビのダンスは、ぜひ皆さんと一緒に踊りたいですね。

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最終更新:2017/12/7(木) 17:30
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