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経済成長の切り札!“夜遊び革命“ナイトタイムエコノミーが直面する課題 国交副大臣とZeebraが提言!

2017/12/7(木) 17:39配信

AbemaTIMES

 今、“ナイトタイムエコノミー“に大きな注目が集まっている。遅い時間に楽しめるクラブや演劇、ミュージカルなどのエンターテインメントを増やし、消費を拡大させる取り組みのことで、経済成長戦略の切り札とも言われている。

 今月1日、渋谷で開催されたナイトタイムエコノミーに関するイベントにも、海外からのゲストや渋谷区長など、様々な人が集まった。ヒップホップ・アクティビストで、渋谷区ナイトアンバサダーのZeebraさんは「元々アジアの中で日本はナイトカルチャーは一番だった。最近は他の都市に持っていかれている感じがするので、もう一度取り戻したい」と挨拶。自民党のナイトタイムエコノミー議連の事務局長も務める秋元司国土交通副大臣も「日本、そして何よりも東京の大きな課題は、夜の時間をいかに利活用するか」と訴えた。

 ナイトタイムエコノミーの振興のためには、どのような課題の解決が必要なのだろうか。6日放送のAbemaTV『AbemaPrime』が取材した。

 「渋谷に来る目的がスクランブル交差点とハチ公の写真を撮って終わりという観光客がまだ多い。私たちもその先に行ってほしいと思っている」と話すのは、渋谷区観光協会の堀恭子さん。今や海外でも有名な渋谷のスクランブル交差点には多くの外国人観光客が集まるものの、その行動範囲は狭く、交差点を何度も往復するか、その周囲で写真を撮るだけだという。実際、観光客たちに話を聞くと「写真や映像を撮りに渋谷には来た。子供と来る前にグーグルで調べたら、スクランブルが出て来て興味を持った」(シンガポールから)、「渋谷のスクランブル交差点を見にきた。世界で最大の交差点を一度見たかった」(メキシコ)と話す。

 東京都の調査によれば、アメリカ人やイギリス人などの人気ナンバー1スポットの渋谷。その一方、ナイトライフに満足した人の割合は4%程度で、六本木や赤坂を大きく下回っている。「終電が早いとか、夜に遊びたくてもホテルに帰るからやめようかなと思う人もいる。交通がもう少し充実してホテルに何時までに帰れるとかわかったうえで遊べるようになれば増えると思う」(堀さん)。また、地元商店街の関係者は複雑な思いも覗かせる。「治安や街の清潔さや明るさなど、大きな枠組みでの対策が必要」(渋谷センター商店街振興組合の小野寿幸理事長)

 同じく多くの外国人が訪れる新宿ゴールデン街でも、工夫が始まっている。「Pussyfoot」の入江智信さんが「ここ2~3で急激に増えた感じ。知らないこととか話ができるのはいいが、私は英語ができないので」と話すように、多言語化が課題だ。新宿ゴールデン街商業組合の外波山文明理事長は「チャージというシステムを外国人にわかってもらえない。『高い』って感じで(店を出る)。それから立小便をする人たちもいる。トイレの場所がわからないから。『トイレはあちらです』という英語の看板を作った。東京オリンピックに向けて中国語、韓国語の案内板も作らなくてはと思う」と話した。

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最終更新:2017/12/7(木) 17:48
AbemaTIMES