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FA移籍は難しい? 意外に少ない大活躍選手【パ・リーグ編】

12/7(木) 11:35配信

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今オフは7選手がFA権を行使し、3選手の移籍先が決定

 すっかりシーズンオフとなったプロ野球界。師走になると、球界はストープリーグの話題に包まれる。その中の1つがFA権を行使した選手たちの動向だ。

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 今オフはソフトバンクの鶴岡慎也捕手、オリックスの平野佳寿投手、日本ハムの大野奨太捕手、増井浩俊投手、ロッテの涌井秀章投手、西武の野上亮磨投手、阪神の大和内野手と7人の選手がFA権を行使。このうち平野佳寿と涌井秀章はメジャー挑戦を目指しており、残る5選手は国内他球団への移籍となる見込み。既に、増井がオリックス、大和がDeNA、そして野上が巨人へと移籍することが決定した。

 長らくチームの一線級で活躍をしてきた選手の権利と言えるFA権。ほとんどの場合が、好条件を提示されるなどして三顧の礼で新天地に迎え入れられることになる。では、移籍した後、その条件に見合うだけの活躍を見せられているのだろうか。

 2012年から2016年の過去5年間でFA権を行使し、国内他球団に移籍した選手は全部で25人(宣言残留、MLB挑戦は除いている)。同一リーグでの移籍は14選手、セ・リーグ→パ・リーグは3選手、パ・リーグ→セ・リーグが8選手となっており、巨人への移籍は12球団の中で最も多い8選手となっている。

 前回の巨人編に続き、今回はパ・リーグ編。パ・リーグ球団に新天地を求めた選手たちの権利行使前後の成績を見ていこう。これを見ると、FA移籍後に大活躍を収めた選手は意外にも少ないと思うのではないだろうか。(※金額は推定)

平野、寺原は権利を行使し、古巣へと復帰

【2012年】
○平野恵一(阪神→オリックス)2015年オフに現役引退
2011(神)142試合542打数160安打1本塁打29打点6盗塁 .295
2012(神)134試合458打数112安打1本塁打24打点6盗塁 .245
2013(オ)56試合217打数68安打0本塁打14打点1盗塁 .313
2014(オ)120試合452打数121安打1本塁打28打点5盗塁 .268
2015(オ)29試合107打数28安打0本塁打5打点1盗塁 .262

 オリックスでプロとしてのキャリアをスタートさせ、2007年オフにトレードで阪神へと移籍。5年間タテジマを着てプレーすると、2012年オフに権利を行使して古巣へと復帰した。復帰初年度は右ふくらはぎの肉離れで出遅れるなど故障に悩まされ、56試合止まり。2014年は120試合に出場したが、2015年には再び故障が相次ぎ、このシーズン限りで現役を引退した。今季は阪神で2軍でコーチを務め、来季は1軍打撃コーチとなる。

○寺原隼人(オリックス→ソフトバンク)
2011(オ)25試合12勝10敗0H0S 170回1/3 162安打112三振 3.06
2012(オ)16試合6勝8敗0H0S 101回 114安打61三振 3.92
2013(ソ)16試合4勝7敗0H0S 93回 97安打56三振 4.65
2014(ソ)5試合1勝4敗0H0S 27回2/3 26安打14三振 4.88
2015(ソ)21試合8勝3敗2H0S 83回2/3 71安打58三振 3.44
2016(ソ)14試合2勝1敗2H0S 13回1/3 18安打10三振 4.05
2017(ソ)24試合1勝2敗3H0S 42回1/3 45安打28三振 4.25

 日南学園高から2002年にソフトバンクの前身であるダイエー入り。2006年オフにDeNAにトレードで移籍。2010年オフに再びトレードでオリックスへと移籍した。2011年には自己最多タイの12勝をマークし、2012年オフにFA権を行使。3年総額4億円で古巣へ復帰した。ソフトバンク復帰後は先発、中継ぎ両面で起用されているが、8勝を挙げた2015年が最も結果を残している。

【2013年】
○涌井秀章(西武→ロッテ)
2012(西)55試合1勝5敗3H30S 63回 66安打40三振 3.71
2013(西)45試合5勝7敗13H7S 92.1回 89安打79三振 3.90
2014(ロ)26試合8勝12敗0H0S 164回2/3 158安打116三振 4.21
2015(ロ)28試合15勝9敗0H0S 188回2/3 178安打117三振 3.39
2016(ロ)26試合10勝7敗0H0S 188回2/3 195安打118三振 3.01
2017(ロ)25試合5勝11敗0H0S 158回 156安打115三振 3.99

 横浜高校から2004年のドラフト1位で西武に入団。2006年から5年連続2桁勝利をあげ、2012年にはストッパーも経験。2013年オフにFA権を行使してロッテへ。移籍後は2015年に15勝を挙げ、3度目の最多勝に輝くなど、ローテの柱として4年連続規定投球回に到達。今オフは2度目のFA権行使で、メジャー挑戦を目指している。

○山崎勝己(ソフトバンク→オリックス)
2012(ソ)85試合86打数17安打0本塁打2打点0盗塁 .198
2013(ソ)91試合139打数35安打1本塁打20打点0盗塁 .252
2014(オ)60試合65打数7安打0本塁打4打点0盗塁 .108
2015(オ)79試合147打数30安打0本塁打14打点1盗塁 .204
2016(オ)43試合66打数10安打0本塁打0打点0盗塁 .152
2017(オ)17試合18打数2安打0本塁打2打点0盗塁 .111

 報徳学園高から2000年のドラフト4位でソフトバンクの前身ダイエーへ。ダイエー、ソフトバンク時代は控え捕手としての起用が多く、2013年オフにFA権を行使してオリックスへ加入。移籍後は伊藤光との併用で1年目60試合、2年目79試合と出番を増やしたが、若月健矢の台頭によって出場機会は減少。今季は17試合出場にとどまった。

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最終更新:12/7(木) 17:50
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