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「古代のサンゴ」、新基地建設進む名護に群集 宮崎大グループ、保全意義を指摘

12/7(木) 12:05配信

沖縄タイムス

 新基地建設が進む沖縄県名護市大浦湾のアオサンゴ群集が、勝連半島や石垣市白保の群集とは違う遺伝子構成を持つことが宮崎大の安田仁奈准教授のグループによる調査で分かった。安田准教授は大浦湾の通称チリビシの群集を新たな手法で遺伝子解析。「古代からの遺伝子型をずっと保持している可能性があり、保全する学術的、生態学的意義は大きい」と指摘した。

 アオサンゴは国際自然保護連合(IUCN)が絶滅危惧2類に指定。チリビシの群集は長さ50メートル、幅30メートル、高さ14メートルと巨大で、日本自然保護協会などは名護市に天然記念物に指定するよう要望している。

 協会は5、6の両日、サンゴの生息状況を調べるリーフチェックを大浦湾で「ちゅら海を守り、活かす海人の会」の協力を得て実施。チリビシのミドリイシ群集は被度が昨年調査の27・5%から17・5%に、通称中の瀬のハマサンゴの丘でも49・4%から37・5%に、それぞれ10ポイント以上低下していた。

 協会の安部真理子主任は「高水温などの気候変動に加え、新基地建設に伴うコンクリートブロックや土砂の投入が影響した可能性もある」と述べた。

最終更新:12/7(木) 12:05
沖縄タイムス