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歩みや姿勢、真踊りにこだわり 故真境名佳子さん功績語る 那覇でシンポ

12/7(木) 15:00配信

沖縄タイムス

 琉球舞踊真踊流創設者で女性舞踊家の草分け真境名佳子さん(1919~2005年)を語る芸能シンポジウムが6日、那覇市のタイムスホールであった。真境名さんの弟子で同流相談役の宮城幸子さんら関係者が、厳しくも温かかった師の功績を振り返った。

 主催は琉球舞踊真踊流、共催は沖縄タイムス社。沖縄タイムス創刊70周年プレ企画として、真境名さんの13回忌にちなんで開催された。

 宮城さんは基調講演で真境名さんの指導を「歩みと姿勢にこだわりを持ち、教えはとても厳しかった」と回想。「琉球舞踊は理屈ではなく、体で『体得』しなさいと常におっしゃっていた。その教えを次世代に伝えたい」と話した。

 シンポジウムで沖縄芸能協会会長の勝連繁雄さんは真境名さんの舞踊にかける思いや厳しさに「師匠である玉城盛重氏から受け継いだ琉球古典舞踊の美意識をしっかりそのまま伝えたい気持ちが強かったのではないか」とした上で「厳しさの中から生まれる品格や誇りと信念があり、それは(古典舞踊の核として重視した)『真踊り』の様式へのこだわりだった」と指摘した。

最終更新:12/7(木) 15:00
沖縄タイムス