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FIA、LM-GTEとGT3の技術面に対し「規定を調和させるため」の対策を提案

12/7(木) 11:49配信

オートスポーツweb

 FIA国際自動車連盟は、12月6日に開催されたワールド・モータースポーツ・カウンシルの決定として、WEC世界耐久選手権やル・マン24時間等で使用されているLM-GTE規定と、世界各国のGTカーレースで活用されるGT3カーについて、「規定を調和させるべく、技術的な対策を提案する」と発表した。

 同じGTカーであるLM-GTEとGT3は、もともとGTEはGT2規定から発展したものであり、GT3とは成り立ちが異なる。ただ、近年GT3のパフォーマンスが向上し、混走するレースでは同等のパフォーマンスとなっていたことから、2012年には両カテゴリーの統合化計画がFIAとACOフランス西部自動車クラブが提案されていた。

 この計画については、GT3カテゴリーを創設していたSROモータースポーツ・グループから大きな反発があり、2014年には計画が頓挫。2016年からはLM-GTE規定が新たなものが導入され、大型のディフューザーをはじめ、GT3とは異なる外観が用いられていた。

 そんな状況のなか、FIAのワールド・モータースポーツ・カウンシルのGT委員会の決定として、「LM-GTEとGT3の規定を調和させるべく、技術的な対策を提案する」という短い一文を掲載した。

 現段階ではこれに対してACO、SROともに反応は示されていない。この提案が何を示唆するものなのかは、今後の情勢次第だろう。

[オートスポーツweb ]