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兼六園周辺でイノシシ捜索

12/7(木) 15:38配信

北國新聞社

 6日夜、金沢市の兼六園周辺でイノシシの目撃情報が2件相次いだことを受け、石川県金沢城・兼六園管理事務所や金沢中署などは7日早朝から、周辺を捜索した。正午現在、イノシシは見つかっていない。周辺では、4日にも下石引町の金沢医療センター付近でイノシシが目撃されている。いずれの場所も観光客が多い名所や繁華街に近く、警察や市が警戒を続けている。

 兼六園と金沢城公園では安全確認のため、午前6時からの早朝開園を取りやめた。管理事務所の職員8人が園内の樹木の影や茂みなどを見て回り、足跡などの痕跡がなかったことから、午前8時に通常通り開園した。事務所は来園者に園内放送や張り紙でイノシシが目撃されたことを知らせた。警備員や職員の見回りも増やす。

 金沢中署員は12人が出動し、兼六園や金沢城公園周辺をパトカー4台で巡回した。市職員も目撃場所周辺を点検したが、痕跡は見つからなかった。

 目撃情報を受け、市教委は6日夜、新竪町小など13小学校、小将町中など7中学校に対し、児童生徒らに注意を促すよう連絡した。各校では登校時、教員やボランティアが通学路に立ったほか、児童生徒に複数で登下校するよう指導した。

 金沢中署と市によると、4日午前2時50分ごろにも兼六園に隣接する金沢医療センター前で、道路を横切る体長約1メートルのイノシシが目撃された。県猟友会金沢支部によると、6日に目撃されたイノシシと同一の個体とみられる。

 金沢中署などによると、6日午後7時ごろ、兼六町の兼六園小立野口で管理事務所の職員が園内に入るイノシシを目撃。午後7時20分ごろ、小立野口から約400メートル離れた丸の内の百間堀園地付近で、通行人女性が草むらに入るイノシシを目撃した。けが人や建物などへ被害は確認されていない。

 県金沢城・兼六園管理事務所の浜田哲郎所長は「イノシシを見かけても近寄らず、すぐに職員へ知らせてほしい」と話した。

北國新聞社

最終更新:12/7(木) 15:38
北國新聞社