ここから本文です

診療報酬改定の基本方針、重症化予防に力点 - 医療保険部会が厚労省案で大筋合意

12/7(木) 20:05配信

医療介護CBニュース

 厚生労働省は7日、社会保障審議会医療保険部会に対し、次期診療報酬改定の基本方針案を示し、大筋で合意を得た。糖尿病などの重症化予防に取り組むため、「予防・健康づくり」や「セルフケア」を推進する方向性を強く打ち出した。今後、委員らの意見を基に加筆・修正し、来週をめどに公表する見通しだ。【新井哉】

 前回の会合で示された基本方針の骨子案に、委員らの意見を反映させた。「予防・健康づくり」と「セルフケア」に関しては、▽医療関係者▽保険者▽地方自治体▽企業-などが「一体となって国民一人一人を支援する」とした。

 また、「地域包括ケアシステム構築のための取り組みの強化」の項目では、患者が安心して入退院し、住み慣れた地域での療養や生活を続ける際、「救急時の対応」が重要な役割を果たすことを明記した。

 門前薬局・同一敷地内薬局の評価の適正化を推進するとした「効率性等に応じた薬局の評価の推進」の項目に関しては、「服薬情報の一元的・継続的な把握」といった薬局の本来の役割が期待されていることを書き加えた。

 「質の高い医療の実現・充実」の項目では、医療の中で重点的な対応が求められる分野を診療報酬で適切に評価することを明記。認知症の人に対する適切な医療の評価や小児医療、周産期医療などを充実させる方向性が盛り込まれた。

CBnews