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<情熱大陸>大物芸術家たちがその才能を絶賛する新進気鋭の音楽家・原摩利彦に密着

12/8(金) 16:15配信

毎日新聞

 ◇日常にあふれる「音」を収集し、誰も聞いたことのない新たな音色を生み出す瞬間にカメラが迫る!

【番組の別カット】

 現代アートから、舞台芸術、映像の世界まで幅広い分野で活躍し、国内外から広く注目を集めている新進気鋭の音楽家、原摩利彦が、ドキュメンタリー番組「情熱大陸」(MBS製作・著作/TBS系全国ネット、12月10日午後11時~11時半)に登場する。

 弱冠34歳ながら、坂本龍一や野田秀樹、美術家・名和晃平など、各分野で活躍するいわゆる“アクの強い大物たち”がその音楽性をこぞって絶賛し、仕事の依頼が後を絶たない原。「質感」「静謐さ」を軸に、彼らの持つ強い個性に負けない音を紡ぎ出すのが特徴だ。

 原の作品の多くに使われているのが、‟フィールドレコーディング”した環境音。街中の騒音から、人の足音や話し声など、波や鳥などの自然の音まで、あらゆる場所で「収集」した音を編集し、楽器の音色とともに再構築していく。美しい音や気になった音を、日常的に収集する様は、近くで見ている野田秀樹いわく「子供の頃の石集めのようなもの」。それが何かに役立つかは重要ではない。ただ好きだから集める。これまで集めた音は、本人も数え切れないほどだという。

 番組では、そんな原が舞台や芸術作品など、様々なジャンルで新たな音を生み出していく様子に3カ月かけて密着。旅先で出会った音、見知らぬ場所で受けた刺激……それらすべてが原という稀有な才能を通じて一体どんな音楽を生み出していくのか? 彼が理想とする「音楽」を追い求める姿に迫った。

<プロフィル>原摩利彦(はら・まりひこ) 1983年生まれ。京都を拠点に活動。中学生の頃、ベートーベンの「月光」の和音に魅了されて音楽に興味を持ち、時を同じくして坂本龍一のコンサートで衝撃を受け、作曲家を志す。京都大学在学中に本格的に音楽活動をスタート。ソロアーティストとして国内外のレーベルから音楽作品を発表するかたわら、室内楽曲、サウンドインスタレーションを発表。坂本龍一との即興セッションや、芸術家とのコラボレーション、また野田秀樹演出の舞台「足跡姫」、歌舞伎「野田版桜の森の満開の下」などの舞台音楽や、写真家ホンマタカシ「最初にカケスがやってくる」などインスタレーション、映像作品、パリコレクションのショーの音楽も担当する。ちなみに、イノシシ年のシシ座。見かけは温厚で優しいが、猪突猛進タイプ。音楽にまっすぐ突き進み、自分の理想の美しい音を追いかける毎日。34歳。

最終更新:12/8(金) 16:15
毎日新聞