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障がい者ら「叫び聞いて」 新基地反対、150人が集い

2017/12/8(金) 5:00配信

琉球新報

 【辺野古問題取材班】障がい者が中心となり米軍基地反対を訴える「障がい者 辺野古のつどい」(同実行委員会主催)が7日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で開かれ約150人の市民が結集した。実行委を務める成田正雄さんは「世界、日本、沖縄の障がい者が平和を強く望んでいる。今日の魂の叫びを聞いてほしい」と呼び掛け、新基地建設の阻止と恒久平和を求めた。
 脳性まひを患い、車いすで生活する大島秀夫さん(64)は戦争が起きると多くの障がい者が犠牲となるという危機感を抱き、神戸市から駆け付けた。大島さんは「『戦争は嫌だ』と声を大にして言わないといけない。戦争は起こるんじゃなく(人が)作り出す。戦争が嫌だから、僕はこれからも(集会に)参加したい」と力を込めた。
 10代で視力を失った渡嘉敷綏秀(すいしゅう)さん(66)=那覇市=は、戦時中や戦後、障がい者が厳しい環境を生き抜いてきたことを説明し「戦争によって、さらに障がい者を生む。戦争に向かうような米軍基地はいらない」と前を見据えた。
 集会には全国から「国籍や民族などを超えて戦争は嫌だと叫ぼう」などのメッセージが寄せられた。実行委員会の門屋和子さん(64)=長野県=は「障がいのあるなしは関係ない。戦争に続く基地はいらないという思いはみんな一緒」と話した。
 イベントは、12月3~9日の「障害者週間」に合わせて開催日を決めた。

琉球新報社

最終更新:2017/12/8(金) 5:00
琉球新報