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「運慶展」から帰還 願成就院の毘沙門天立像―伊豆の国

12/8(金) 9:56配信

伊豆新聞

 史上最大といわれる「運慶展」に出展され、中心的な役割を担った伊豆の国市寺家、願成就院所蔵の国宝「毘沙門天立像」が7日、約3カ月ぶりに帰還した。大御堂に運び込まれ、法要が営まれた。小崎祥道住職は「お参りするのに良い角度で置いてもらい、満足している。手を合わせてみようと伊豆へも来てもらえればありがたい」と思いを語った。

 毘沙門天立像は同院を9月15日に“出発”した。東京国立博物館で26日~11月26日に開かれた興福寺中金堂再建記念特別展「運慶」に展示された。360度見られるように安置され、天才仏師・運慶の独創的な造形が初めてみられる-などと紹介された。同展には約60万人が来場したという。

 大御堂には、毘沙門天立像、阿弥陀如来坐像、不動明王像と童子立像(2体)の国宝5体がそろった。小野登志子市長は「地元に戻ってくると優しい雰囲気。大運慶展のものすごさを大勢の人に感じてもらいたい」などと話した。

最終更新:12/8(金) 9:56
伊豆新聞