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PivotalがPCFの新版、Kubernetesを統合、サーバレスコンピューティング製品も提供へ

12/8(金) 8:00配信

@IT

 Pivotalは2017年12月5日(米国時間)、同社のアプリケーションプラットフォーム製品「Pivotal Cloud Foundry」で、「Pivotal Cloud Foundry 2.0(PCF 2.0)」を発表した。これは「当社の歴史において最も重要な発表」(ロブ・ミーCEO)という。

 Google CloudおよびVMwareと共同開発したKubernetesプラットフォームの「Pivotal Container Service(PKS)」、およびマーケットプレイス機能である「Pivotal Services Marketplace」を統合。2018年にはサーバレスコンピューティングを実現する「Pivotal Functions Service(PFS)」が追加される。

 PKSについて、クラウドR&D担当シニアバイスプレジデントのオンシ・ファクリ(Onsi Fakhouri)氏は、PCFが得意としていない既存のパッケージアプリケーションや、ネットワーク/永続性/ライフサイクルに関して複雑な要件を持つワークロードを、Kubernetesではうまく動かせると話し、どちらかを選ぶのではなく、双方を活用すべきだと話した。

 PKSは、オープンソースのKubernetesを活用、Kubernetesクラスタの作成やスケーリングが容易、Google Cloudと同期する形でアップデート、アップグレードを自動実行、Google Cloudのサービスを利用可能といった特徴を持つ。また、VMware NSX-Tによる仮想ネットワーキング機能を活用できるという。

 一方、2018年前半に提供開始予定のサーバレスコンピューティング製品「Pivotal Function Service(PFS)」は、今後6か月以内に提供開始される予定。これはPivotalが始めたオープンソースプロジェクト、riffに基づく製品という。PFSはKubernetes上でネイティブに動作。関数にはNode.js、Spring/Java、Shellを使えるという。

 既存のElastic Runtimeを、Pivotalは「Pivotal Application Sercice(PAS)」と呼ぶようになっている。

 PASの新バージョンは、次のような特徴を持つ。

・PKSと同様にNSX-Tが使え、一貫したネットワークポリシーの適用が可能
・新たに運用ダッシュボードの「Healthwatch」を提供。PAS上で何が起きているのかを細かく把握できるようにした
・アップグレードに要する時間は短縮される
・IBM WebSphere Application Server Liberty Buildpackをサポート
・Windows Server 2016コンテナについては、Linuxと同様の機能を使えるようになる
・.Azure Stack上でのPCFについて、ベータレベルでのサポートが提供される

最終更新:12/8(金) 8:00
@IT