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再来日・元旭鷲山に出演NG指令 キー局上層部「使うな!」

12/8(金) 16:34配信

東スポWeb

 元横綱日馬富士(33)が幕内貴ノ岩(27=貴乃花)に暴行を加えた事件で新展開だ。事件発覚直後、わざわざモンゴルから来日し、あれこれ言って散々“かき回した”元小結旭鷲山(ダバー・バトバヤル氏=44)が6日夜に再び来日した。騒動直後にテレビで発したコメントに対し、日本相撲協会は激怒、貴乃花親方までがその証言を否定しているのは周知の通り。元旭鷲山は7日に「バイキング」(フジテレビ系)に出演して釈明したものの信頼回復は難しい。そんななか、ついに某キー局上層部が「旭鷲山を出すな!」と“出演NG指令”を現場に出した。

 日馬富士の暴行事件が発覚した先月、モンゴル力士のパイオニアである元旭鷲山は緊急来日。連日、テレビ局ワイドショーに出まくり、被害者である貴ノ岩の肩を持つ立場で、貴ノ岩から聞いた話としてさまざまなコメントをした。いわく「灰皿やカラオケのリモコンなどで40~50回殴られた」「今も片方の耳がきちんと聞こえない」などなど…。相撲界やモンゴル力士事情に詳しい元旭鷲山にテレビ局は群がった。

「ワイドショーをはしごし、一躍、寵児となったので、さぞ荒稼ぎしたように思われますが、決してそんなことはありません。スタジオ収録なら少なくて3万円、払って10万円ぐらいが相場でしょうか。でも、今回は元旭鷲山の方がしゃべりたがってるからタダでも出るんですよ」とあるテレビ局関係者は意外な内情を明らかにした。

 また、別のテレビ局関係者も「元旭鷲山はモンゴルで30社前後の会社を束ねる『KYOKUSHUグループ』を立ち上げているので、お金に困っているわけではない。純粋にスポットライトが当たって気持ちよかったのでは?」と話している。

 ところが、自身が話したことや、フェイスブックの内容に様々な疑義が持ち上がり、風向きが変わり始める。日馬富士や横綱白鵬(32=宮城野)を援護する元横綱朝青龍(37)が“物言い”をつけたばかりか、元旭鷲山の“暴走行為”に日本相撲協会も激怒(本紙既報)。揚げ句の果てには貴乃花親方まで内容に関して「不正確」とバッサリと斬り捨てたのだ。

 結局、貴ノ岩と会うこともできずに、“総スカン状態”でモンゴルに帰国した元旭鷲山だが、うそつき呼ばわりされていることに我慢がならなかったのだろう。6日に再び来日すると、7日の「バイキング」で「モンゴル語で書いているフェイスブックは、各テレビ局が(それぞれの)通訳を使っているので違ってきている。言ってる意味が全然違う」などと釈明に追われた。

 だが、テレビ局の熱はすっかり冷めているという。某キー局の関係者が明かす。

「相撲協会からウソを垂れ流すなと抗議もきているし、貴乃花親方から『不正確』の指摘があったから、上層部から『危ないから、使うな!』と指令が出たんです。それにもう話題は日馬富士と貴ノ岩ではなく、白鵬と貴乃花親方に移っているからいらないでしょ」

 さらに「もう貴ノ岩とも連絡は取れていないだろうし、新しい話も持っていないと思うから需要ないよ」と冷たい言葉で突き放した。

 元旭鷲山といえば、大統領の非常勤補佐官を解任されたばかり。日本で大統領補佐官の名刺を配り今回の日馬富士の問題に介入したことが問題視され、切られたようだ。

「元旭鷲山は辞任したことは認めていますが『クビではない』と主張しているようです。あくまで野党の民主党の役員選挙があるので自分の意思で辞めたと。ただ、モンゴルでビジネスがうまくいったのは、政府の後ろ盾があった側面もありますからね。今後、そちらの方に影響が出てくるかもしれません」(モンゴル事情に詳しい関係者)

 そもそも暴行事件とは無関係にもかかわらず、わざわざ割って入ったためにこのような事態になったとは、トホホ…と言うしかない。

最終更新:12/8(金) 17:35
東スポWeb