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宮司の弟と死亡した女、妻と判明 富岡八幡宮の事件

12/8(金) 16:36配信

朝日新聞デジタル

 東京都江東区の富岡八幡宮周辺で、宮司の富岡長子(ながこ)さん(58)らが襲われて3人が死亡した事件で、警視庁は8日、3人のうち身元がわかっていなかった女は、富岡さんの弟の富岡茂永(しげなが)容疑者(56)の妻、真里子容疑者(49)と判明したと発表した。

【写真】事件があった現場付近に停車したままの車両周辺を調べる捜査員ら=8日午後2時29分、東京都江東区富岡、柴田悠貴撮影

 捜査1課によると、茂永容疑者と真里子容疑者は7日午後8時25分ごろ、富岡八幡宮敷地内にある富岡さんの自宅近くに待機し、富岡さんが車から降りた後、富岡さんと運転手の男性(33)を日本刀でそれぞれ襲った疑いがある。富岡さんは後頭部付近などを刺されて死亡し、男性は右腕などを切られ重傷だが、命に別条はないという。

 茂永容疑者はその後、真里子容疑者の腹などを刺し、自らも胸などを刺して死亡した。警視庁は茂永容疑者が自殺したとみている。今後、両容疑者について殺人容疑で書類送検する方針だ。

 捜査関係者によると、茂永容疑者は2001年に宮司を解任され、富岡さんは02年、警視庁に「宮司の地位を巡る親族間のトラブルがある」と相談していた。茂永容疑者は06年1月、富岡さんを脅すような内容のはがき2枚を送りつけたとして脅迫容疑で逮捕、起訴され、罰金刑を受けている。警視庁は直近にも何らかのトラブルがなかったか調べている。

朝日新聞社