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宮城水産高、来春から新校舎 調理施設充実 制服もリニューアルしPR

12/8(金) 17:18配信

石巻かほく メディア猫の目

 老朽化により、新築工事が進められてきた石巻市宇田川町の宮城水産高(生徒352人)の新校舎が、2017年度末に同校敷地内に完成する。来年4月の使用開始を予定しており、同時に制服もリニューアルする。

 14年度に学科を改編するなど、水産業の担い手育成のため時代の変遷の中で即応してきた。瀧田雅樹校長は「新しい校舎と制服でイメージを一新させたい」とアピールしている。

 校庭の北側に建設中の新校舎は、昨年10月に着工した。東日本大震災で約1.2メートル浸水したこともあり、新校舎が建つ土地は約1メートルかさ上げした。

 鉄筋コンクリート3階(延べ床面積4914平方メートル)で、総工費約22億円。現存する校舎と柔道場、錨(びょう)章会館は、新校舎に移ってから解体する。

 新校舎は、同校が掲げる「機能的で使いやすい学校」など、四つの基本方針を基に建設している。中でも「安心・安全な学校」として、地域の一次避難場所に指定されている。最大500人の収容が可能という。

 学科改編に伴い新設された「調理類型」の生徒らが使う調理施設の充実も図る。実際のレストランで使われるような本格的な調理場を設ける予定で、さまざまな機械を配置できるスペースも確保する。

 一新される制服は、男子が学ラン、女子がセーラー服スタイル。大海原を連想させるような落ち着いた紺色で、すっきりとした印象にまとまっている。

 瀧田校長は「例えばフードビジネス類型だと、食品加工だけでなく新商品の開発や6次産業化、マーケティングなど時代に即した形に変わってきている。新しい制服と校舎とともに、改編された学科についても広く知ってほしい」と話している。