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「変なホテル」が都内にまもなく開業、全100室を7名で運営、都市宿泊型でビジネス客・訪日客もターゲット

12/8(金) 9:12配信

トラベルボイス

エイチ・アイ・エス(HIS)のホテル事業会社H.I.S.ホテルホールディングスは、2017年12月15日に開業する「変なホテル西葛西」の内覧会を開催した。

【写真】開業間近の「変なホテル 西葛西」施設内の様子など

変なホテルのオープンは同ホテルで4軒目だが、都内でのオープンは今回が初めて。同ホテルマネージャーに就任したウマルフ・マルフ氏は、既存3ホテルがテーマパークを訪れるレジャー客をメインターゲットにしていた「レジャー特化型」であるのに対し、同ホテルは都市部の駅や観光地近くに立地する新モデル「都市宿泊型」であることを説明。訪日客を含む幅広い観光客向けにエンタメ要素のワクワク感と、ビジネス客が快適に滞在できる機能性の両方をテクノロジーで実現させたことをアピールした。

これを皮切りに、今後5年間で100軒の展開に向け、都内では2018年2月に銀座、同4月に浜松町、7月に浅草橋、赤坂、9月に羽田と、続々と同様のタイプのホテル開業が予定されている。

西葛西のホテルは11階建て全100室。フロントではお馴染みの恐竜ロボが出迎えてくれるが、館内は「和とテクノロジーの融合」をテーマに、落ち着いたデザインに仕上げたのが特徴の一つ。ロボットの数は、既存の変なホテルのなかで最も少ない10台強で、代わりに無料スマホ「handy」や客室内の各種操作を一括するネットワーク接続型リモコン「iRemocon」、クローゼット型ホームクリーニング機「LGスタイラー」を全客室に導入するなど、ロボットとガジェットをあわせ400台以上のテクノロジーを導入し、機能性を高めたのが特徴だという。

また、宿泊者専用で東京ディズニーリゾート方面と「変なホテル舞浜」や東京駅への無料送迎バスを毎日運行。併設レストランは和を意識した蕎麦カフェ・バーとし、宿泊客のみならず、地域住民の需要も取り込んでいくのも同ホテルならではの取り組みだ。

HISホテルホールディングス取締役・清水学氏によると、同ホテルも従来と同様に生産性を重視し、人のスタッフ数は同規模のホテルで通常20~30名のところ7名で運営。「(同規模ホテルの場合)運営コストの20%が人件費といわれるが、我々は10%以下」を実現する。宿泊料金は1人1泊6000円~(スタンダードダブル:2名利用)で、進化するホテルとしての新コンテンツや同ホテルの出店計画など、次への投資を踏まえた収益性も重視していることも明かした。

なお、HISホテルホールディングスは昨年発表した経営戦略で、変なホテルをレジャー向けの「変なホテル」、ビジネス客向けの「変なホテル(ビジネスユース)」(仮)とすることも公表していたが、清水氏によると今回のホテルは両形態の中間の位置付け。平日はビジネス客が7~8割、休祝日はレジャー客が7~8割を占めると想定し、平均稼働率は8割を目標にしている。

トラベルボイス編集部

最終更新:12/8(金) 9:12
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