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蝶野正洋×市川紗椰が異色対談 ガルパン応援大使就任の裏に東日本大震災

2017/12/8(金) 11:04配信

BuzzFeed Japan

蝶野「アニメファンとプロレスファンはかぶる」

――細部のリアリティがわからないと気づきません。ラジオでソ連が好きだというお話はしていましたが、ミリタリーにそこまでお詳しいとは。

市川:いえいえ。メカモノは好きなんですよ。戦車だと東ドイツ系は好きでした。

蝶野:うちはカミさんがドイツでしょ。子供にガルパンを見せようとしたら、戦車とかそういうのは見せちゃだめだって言われて。だからずっと家で見れなくて(苦笑)。でも下の娘、当時は5歳くらいで「ちょっと見る」と言って見せたら、キャラクターが可愛いとずっと見ていて、今は好きなキャラもいます。

――蝶野さんは戦車にお詳しいんですか?

蝶野:いや、俺は詳しくない。ガルパンを見たのがきっかけで、日本の自衛隊がどうなっているのかと興味を持って見るようになった。

――戦車の歌も歌われていましたよね(2015年発売のアルバム「ガールズ&パンツァー タンソンミニアルバム」収録の「超重戦車級王者マウス」)。

蝶野:あれ、ね...。あれはね、ランティスさんとバンダイビジュアルさんにだまされたんだよ(笑)。スタジオに行ったら、影山ヒロノブさんとか錚々たる人たちが揃っていて、なんで俺が歌うんだよと。

市川さんも気をつけた方がいいですよ。この人たち、すぐに歌を出させますから。

市川:(笑)

――劇中で登場する戦車でお気に入りはありますか?

蝶野:マウスだね。やっぱりでかい。当時、ドイツがそういう戦車を作ろうと考えていたと知って驚いた。でもドイツはもっと大きい戦車や飛行機を色々考えてた。こんな規模のものを人類が考えていたことにびっくりしますよね。

市川:私はプラウダ高校が乗っていたソ連系の戦車が好きですね。くびれとかフォルム、明るいシルバーな色とか好きです。あと、ちょっと砲弾が当たったら壊れそうな掘っ立て感がいいですね。(装甲騎兵)ボトムズも好きですが、ATってもろにソ連の戦車で。ちょっとしたら壊れて、骨だけ。そういうところが好きです。

――もしガルパンに登場する学校に入学するとしたらどこがいいですか。

市川:ははは。唐突。

蝶野:(大洗女子学園の)バレーボール部じゃないですかね、やっぱ。役割? なんだろう。筋トレのスペシャル教員かな。

市川:顧問なんですね(笑)。私はアンツィオ高校ですかね。ノリがバカらしくて楽しそう。お金ないのに、食べ物にすごくお金をかけていたり、そういう使うどころが微妙なのもいいですね。生徒の名前も食べ物だし、楽しい。

――ソ連がモデルのプラウダ高校ではないんですね。

市川:ないですね。えっ、だってみんな結局、日本ですもん(※ガルパンは外国人に見えるキャラも実は全て日本人という設定)。ロシアが好きなので。メンバーとして一緒にいるならアンチョビさんたちとの方が楽しそう。プラウダでちっちゃい子(カチューシャ)にガーッて言われるのは、ちょっと(笑)。

――ガルパンをまだ見ていない人におすすめしたい見どころはありますか。

蝶野:大洗で大きなイベントを年2回やっているんですけど、最初の頃は「劇場に2ケタ回は行っている」というツワモノばかりだったんですけど、最近は「初めて大洗に来ました、まだ劇場版を1、2回しか見ていないです」というライトなファンが増えていて、すごく裾野が広がっている。ガルパンって、設定も細かいし、作っている人が一番のオタク。プロレスもそうだけど、やる側がどれだけ細かくこだわってやるか。気づいてくれるか、くれないかの細かいところをこだわってやることが大事。そういうところまでやっているからマニア、ライトファンまで全ての人が入りやすい作品になってるんじゃないかな。舞台の大洗って本当に田舎町じゃないですか。映画を見て、その後に実際の場所に行って、そこではアニメとは違う町の人との触れあいがあって。何重にも楽しめる。

市川:ガルパンのいいところは、流行した「ガルパンはいいぞ」ってフレーズがあるじゃないですか。劇場版上映後に、感想を探してネットを見ても「ガルパンはいいぞ」としか言ってないから、ネタバレが出ない(笑)。他の作品だとすぐネタバレが出るけど。

蝶野:ガルパンファンはみんな礼儀正しいよ。おじさんたちだけど。

市川:わかります。映画を観に行ったとき、映画を観ながらメモを取っている方がいて。4DXだからめっちゃ揺れているのに。真面目だなと思って。

蝶野:みんな、感じが似てるんですよ。真面目そうで、普段は行政だったり学校の先生だったり。立場的にはなかなかアニメファンと言いづらそうな人が、純粋にアニメをいろんな楽しみ方をしている。

市川:プロレス好きとアニメ好きってかぶりそう。共通点ありそうですよね。

蝶野:かぶりますよ。

市川:盛り上がるところは盛り上がって、ここはいいやというところは盛り上がらない。

蝶野:マニアの心理ってすごくわかる。ガルパンおじさんを見ていて、普段は真面目にやっていて、でもアニメを見たり、大洗に来ることが切り替えになっているんだと思う。そこはプロレスファンも同じ。

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最終更新:2017/12/8(金) 11:04
BuzzFeed Japan

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