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タイトル逃したベッテル、今季振り返り「もう少し”賢く”やれたはず」/F1

12/8(金) 8:29配信

motorsport.com 日本版

 フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、今シーズン前半から強さを発揮し、ドライバーズランキングトップで夏休みを迎えた。しかし、夏休み明けからはメルセデスのルイス・ハミルトンが連勝。最終的にベッテルはタイトルを逃すこととなった。

シンガポールでは、ポールポジションを獲得したものの、まさかのクラッシュを喫したベッテル

 ベッテルのかつてのチームメイトであるダニエル・リカルド(レッドブル)は、ハミルトンが常に冷静にいたことが、ベッテルを倒す上で重要だったと語っている。

 ベッテルは速さを見せポールポジションを獲得したシンガポールGPで、”攻撃的な”ディフェンスをした結果、多重クラッシュによりリタイア。またバクーではセーフティカー中にハミルトンにマシンを故意にぶつけ、ペナルティを受けたことで勝利を逃した。

 パリでFIAの殿堂入りを発表するイベントに出席したベッテルは、今季ハミルトンとのレースを楽しんだかと訊かれ、次のように答えた。

「ああ、間違いなく楽しんだ」

「彼のスキルとスピードに疑いはない。彼はすごく速いし、あまりミスをしない」

「ジャック(ビルヌーブ)は、(ミハエル)シューマッハーのことをベストなドライバーのひとりであり、バトルするのが大変なドライバーだと言っていた」

「それと同じだ。ベストなドライバーと戦う時、それが自分を次のレベルまで引き上げてくれる」

「後になって振り返ってみると、僕がしたことの大半は正しいことだったが、もう少し違うことをするか、もう少し賢く振る舞えばもっと良かったと今になって思う」

 FIAのジャン・トッド会長は、このイベントに参加しなかったハミルトンを偉大なチャンピオンだと賞賛したが、彼が7度の王者に輝いたシューマッハーの記録に並ぶかどうかは分からないと語った。

「我々は彼(ハミルトン)がやったことに感心している」

「それはドライバーとチーム、マシンが組み合わさってできたことだ」

「彼はチャンピオン獲得を達成するためにベストなコンビネーションを持っていたし、彼は自分の天性の才能を発揮した。あと何年彼がそれをやれるか? 私たちには分からない」

「ある日、起きた時に何か違うことをするときだと感じるかもしれない。とにかく、私は彼の幸せを祈っている」

Lawrence Barretto