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「プレミアム化前面に」米国への輸出模索 奄美黒糖焼酎の蔵元ら 鹿児島県奄美群島

2017/12/8(金) 13:00配信

南海日日新聞

 「米国焼酎ブーム創出プロジェクト」と題した研修会(ジェトロ鹿児島、県酒造組合共催)が7日、鹿児島市で開かれた。奄美黒糖焼酎の蔵元など酒造会社の担当者ら約90人が出席。ジェトロ・ロサンゼルスの西本敬一所長が黒糖焼酎の米国展開を紹介しながら「プレミアム(高付加価値)化を打ち出し、オールジャパン体制で挑戦しよう」と参入を呼び掛けた。

 西本所長は8月にロサンゼルスで焼酎輸出促進協議会を立ち上げ、奄美の蔵元とも販路開拓を模索している。

 米国への酒類輸出額は日本酒の52億円に対して焼酎は3億5千万円。日本食レストランの多くが日本酒を扱い、焼酎が提供される機会は少ない。

 西本所長は焼酎の知名度不足を指摘する一方、ウイスキーなど蒸留酒のシェアが伸びている市場の動向に着目。黒糖焼酎の試飲など現地での活動を紹介し、「黒糖に芋、麦と原材料の豊かさが焼酎の強み。オールジャパンで戦略を立て、米国人に分かりやすく魅力を伝えてほしい」と語った。

 県酒造組合の乾眞一郎副会長(奄美酒類代表)は「米国に輸出している黒糖焼酎の蔵元はごくわずか。アルコール度数が高い商品をPRし、活路を見いだしたい」と話した。

奄美の南海日日新聞

最終更新:2017/12/8(金) 13:00
南海日日新聞