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『オリエント急行殺人事件』で名探偵ポアロが絶賛したパンの正体を探れ!【映画の料理作ってみたらvol.31】

2017/12/8(金) 15:10配信

dmenu映画

ミステリーの女王、アガサ・クリスティが生んだ名探偵、エルキュール・ポアロがスクリーンに戻ってきました。それもクリスティ作品の中でも特に人気の高い『オリエント急行殺人事件』で。近年でもイギリスのドラマシリーズ『名探偵ポワロ』など、テレビドラマには登場していますが、本格的な映画は『死海殺人事件』以来実に29年ぶりです。今回ポアロを演じるのは、当代イギリス映画界きっての名優ケネス・ブラナー。作品に入れ込んだ彼は、監督・製作も務めています。

トルコのイスタンブールからフランスのカレーに向けて出発した豪華寝台列車、オリエント急行の一等車で、乗客の1人であるアメリカ人実業家ラチェット(ジョニー・デップ)が刺殺死体となって発見されます。

たまたまこの車両に乗り合わせたポアロは、犯人は同じ一等車に乗っている13人の誰かだと睨んで捜査を始めます。この乗客たちを演じるのが、ミシェル・ファイファー、ジュディ・デンチ、ウィレム・デフォー、ペネロペ・クルス、デイジー・リドリー、セルゲイ・ポルーニンなど、錚々たる俳優たち。そして誰もがそれぞれワケありな感じで怪しい。

ポアロは大雪のために立ち往生した列車の中で、乗客一人ひとりに尋問していきます。やがて、殺人の背後には、過去の悲しい事件が関係していることがわかってくるのですが……。

オリエント急行の中の料理、すごくおいしそうです!

原作やこれまでの映像化作品通り、ポアロは完璧主義で潔癖症。曲がったネクタイや対称でないものなど、「アンバランス」を極端に嫌います。もちろん食べ物にも大変なこだわりが。朝食には4分きっかり茹でた卵をふたつ。それをエッグスタンドに立てて左右に並べ、定規をあてて同じサイズであるかどうか確認します。ちょっとでも違うと卵係の少年にもう一度卵を取りに行かせる始末。映画には、そんな面倒くさい(?)ポアロをして「完璧なパンだ」と言わしめるパンが登場します。今回はこれを作ってみたいと思います。

……豪華列車オリエント急行を題材にした映画がテーマなのに、作ってみる料理が乗車前のパンでいいの? という気もしますが、なんせポアロがあんなにも絶賛しているし、何よりおいしそうなんだもーん。これ、食い意地の張った私だけの反応ではないようで、英米の評論家が何人も、印象的な場面としてこのパンのシーンを挙げていました。もちろん映画には、オリエント急行の厨房車両で数々の美味しそうな料理が作られていく様子や、バー&食堂車で乗客たちがシャンパーニュやブランデー、ゴディバのスイーツなどを楽しむ様子もばっちりゴージャスに登場しております。

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最終更新:2017/12/8(金) 15:10
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