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マングローブの森復活へ 児童21人メヒルギ植樹 鹿児島県奄美大島宇検村

12/8(金) 13:00配信

南海日日新聞

 鹿児島県奄美大島宇検村の田検小学校(平島勝彦校長)の3、4年生児童21人は、7日、村内を流れる河内川にメヒルギの苗木を植樹した。かつてのマングローブの森を復活させる試み。児童らはぬかるみに足を取られながらも、約40分の作業で193本の苗木を植えた。

 植樹は奄美大島5市町村が進める生物多様性地域戦略の一環。2年ぶり4回目の実施で、総合的な学習の時間を利用して行われた。苗木は瀬戸内町小名瀬で入手し、児童らが今年5月から、高さ30~40センチになるまで育ててきた。

 これまでに植えた苗木は塩分濃度や、水位の問題でほとんどが根付かなかったため、今回は従来より上流に植樹した。児童らは県環境技術協会の清水建司さんの指導を受けながら、次々と苗木を植えていった。

 作業中、泥に足を取られて動けなくなる人もいたが、児童らは楽しそうに作業に熱中していた。児童らは「苗木が大きく育って、カニや貝などいろんな生き物がすむ森になってほしい」と笑顔で話した。

 作業には九州電力奄美配電事業所の所員もボランティアで参加した。清水さんは「皆、泥だらけになりながらも楽しそうに作業してくれた。マングローブの森復活に向けて貴重なデータが取れるのでありがたい」と児童らの協力に感謝した。

奄美の南海日日新聞

最終更新:12/8(金) 13:00
南海日日新聞