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大人に似合う“赤いルージュ”の見つけ方。『ルージュの手紙』にみるエレガンス

12/8(金) 17:10配信

dmenu映画

赤いルージュに臆病な女は、人生にも臆病かもしれない……。12月9日に公開されるマルタン・プロヴォ監督の『ルージュの手紙』は、カトリーヌ・ドヌーヴとカトリーヌ・フロというフランスが誇る2人の名女優がみせる愛と喪失、そして再生の物語です。

映画内では1本の赤いルージュが、人生に消極的な女の行く末を変えるキーアイテムとして登場します。赤いルージュをまとう女の、自信に満ちたエレガンス……。2人のカトリーヌのように、赤いルージュを使いこなせる大人の女に憧れますよね。今回は、『ルージュの手紙』の見所とともに、どんな女性にも似合う“赤いルージュ”を選ぶコツをお届けします。

対照的な2人の女性の“生”をめぐる物語

“生“を自由奔放に消費してわがままに生きるベアトリス(カトリーヌ・ドヌーヴ)と、新しく生まれ落ちる“生”を手助けする助産婦のクレール(カトリーヌ・フロ)。2人はこれ以上にないといってよいほど真逆の生き方をする、血のつながらない親子です。

輝かしい“生”の誕生を手伝う仕事の反面、人生の愉しみにはとんと無縁のクレールのもとに、ベアトリスからある日突然電話がかかってきます。「今すぐ、あなたに会いたい」。クレールの父親の後妻だったベアトリスは、クレールと父を捨てて30年前に突然失踪していたのです。

しぶしぶ会いに行くクレールですが、案の定ベアトリスを許すことができません。とはいえ、次第に、“生”を燃やすようなベアトリスの生き方に魅了されていく自分に気がつきます。そして、ベアトリスの家で1本の赤いルージュを見つけたとき、思わず手がのび、化粧気のない唇にルージュを引いてしまう……。1本の赤いルージュで“生”を取り戻したクレール。過去の確執を乗り越え失われた時間を2人が埋め始めたとき、新たな試練が彼女たちに襲い掛かります……。

ヒョウ柄でさえ“エレガンス”に格上げする赤いルージュ

本作では、カトリーヌ・ドヌーヴがくわえタバコに酒をあおりながら、怪しいオジサンたちとギャンブルに興じる、その日暮らしの女性ベアトリスを熱演しています。

ドヌーヴがまとうヒョウ柄ファッションは、一歩間違えば下品になってしまうのに、貫禄たっぷりの“エレガンス”がにじみでていて圧巻! それは、フレンチ・ビューティーを半世紀以上も体現してきたドヌーヴの、円熟した人間性の賜物なのでしょう。そして大人の官能や情熱を演出するには、ベアトリスのような赤のルージュの存在も欠かせないのです。

赤いルージュは太陽や火のエネルギーを表わす“パワーリップ”。なにかをスタートアップしたいとき、自分を変えたいとき、生き生きとしたいときにオススメです! ここからは、自分に似合う赤いルージュの見つけ方と、魅力的な赤リップのつくり方を紹介します。

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最終更新:12/8(金) 17:10
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