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千葉出身・ヤクルト小川監督が講演 「まず身近な目標を」 /野田

12/8(金) 10:58配信

千葉日報オンライン

 千葉・野田市体育協会(鈴木昭夫会長)の創立70周年記念式典が、同市の興風会館で開かれ、千葉県出身でプロ野球・東京ヤクルトスワローズの小川淳司監督が特別講演した。小川監督は自身の野球人生や指導者としての心構えについて語ったほか、集まった地元の高校球児らに「うまくなるためにはまず、達成できそうな身近な目標を持つことが大切」とアドバイスした。

 講演会のテーマは「育てる~私の歩んだ道を振り返って~」。約1時間にわたって行われ、一般市民や地元スポーツチームの指導者、少年野球団の子どもら約400人が来場した。

 小川監督は習志野高校野球部時代の厳しい練習を振り返り、「野球をやめようと思っていた」と当時の心境を吐露。宿敵だった銚子商業高校とのエピソードも披露し、「選抜(甲子園)の1回戦であっさり負けたとき、『やっぱり銚子商業じゃないとだめだ』という声を多く聞いた。悔しくて、銚子商業だけには負けたくないとがむしゃらに頑張った」と明かした。

 また、選手の育成法について「長所を伸ばしてあげるのが指導者の役割。選手を納得させるためには一方的に押さえつけるのでなく、コミュニケーションが必須」と指摘。さらに「指導者は情熱と責任感を常に持つべき。人との出会いを大切にして、感謝も忘れずに」と締めくくった。

 終了後は、西武台千葉高校陸上部2年、岸沢真帆香さん(17)が小川監督に花束を贈呈。岸沢さんは「私たちもたくさんの人と出会い、感謝しながら今の競技をやらせてもらっています。これからも頑張ってください」とお礼の言葉を述べた。