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フェラーリ育成のジョビナッツィ、”アルファロメオ”のシートを逃すもF1参戦は”時間の問題”か?

12/8(金) 15:32配信

motorsport.com 日本版

 フェラーリがザウバーを”ジュニアチーム化”しようとし始めてから、フェラーリの育成ドライバーであるアントニオ・ジョビナッツィと、シャルル・ルクレールの起用が噂されていた。しかし、アルファロメオ・ザウバーとしてイメージが一新されたチームにルクレールが起用された一方で、もうひとりのドライバーはジョビナッツィではなく、マーカス・エリクソンがチームに残留することになった。

アルファロメオ・ザウバーのマシンカラーリングコンセプトも発表

 2016年のGP2(現FIA-F2)でピエール・ガスリーと印象的なバトルを繰り広げたジョビナッツィは、12月にフェラーリの育成ドライバーとなった。また、負傷により開幕2戦を欠場したパスカル・ウェーレインの代わりにF1デビューを果たしている。その後は、ハースのマシンを使って金曜日のフリー走行に参加していた。

 同じようなシーズンをもう1年過ごすことになってしまったジョビナッツィだが、フェラーリのセルジオ・マルキオンネ会長は、彼が今後F1に参戦する機会を得ると確信しているようだ。

「ジョビナッツィは素晴らしい男だ。ただ時間の問題だけだ。彼はチャンスを得るべきだ」と、マルキオンネは語った。

「彼はフェラーリのサードドライバーであり、ザウバーでテストをするプログラムを持っている。彼がレースをしたいという欲求を持っていることは理解しているが、現時点で空いているシートはない」

「ザウバーとの契約は、我々のドライバーアカデミーに所属している若手のための活躍の場を見つけるためのものだ。そして、そのシステムを合理化するのに時間がかかる」

 2019年にジョビナッツィがシートを獲得するための道筋のひとつは、ルクレールがザウバーを卒業し、フェラーリに昇格することである。

 現在フェラーリのシートに座っているキミ・ライコネンは1年間の契約延長に合意しただけであり、2019年以降に向けた新たな契約を手にするためには、厳しい結果に終わった今季よりも良い成果が求められるだろう。

 2019年に、ルクレールがライコネンの後任になる可能性について問われたマルキオンネは「ルクレールは今年、アルファロメオ・ザウバーのプロジェクトに全力を尽くすように求められている。それからどうなるか見てみよう」と答えた。

 アルファロメオがスポンサーとなることで、ザウバーに財政的な貢献をすることになるとマルキオンネは認めたが、2018年のザウバーのパフォーマンスについてあまり期待をしすぎないようにしているようだ。

「ザウバーのパワーユニットは2018年仕様になり、ふたりの才能ある若手ドライバーがチームにはいる」

「それでも、コラボレーションの初年度にあまり過度な期待をすることはできない。しかし、我々は成長し、改善をしていきたいと考えている」

 またマルキオンネは、アルファロメオのスポンサードがザウバー買収の第一歩であるとの噂に対して、「その可能性については議論していない」と否定している。

Jonathan Noble