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新しい“アナログ”な出会い方、人によって広がり変わる「ボードゲーム」の魅力

12/8(金) 13:01配信

AbemaTIMES

「あぁ、こういう人なんだって」
「顔と顔見てやるって大事です」
「人見知りが治った感じがします」

 このような声があがるのが渋谷にあるカフェ「JELLYJELLYCAFE」。店内に入ると多くの若者と、テーブルにはボードゲームが広げられている。実はこのカフェ、仲間同士で気軽にボードゲームが楽しめる「ボードゲームカフェ」だ。

 店内の壁には世界各地のボードゲームが600種類以上展示され、客はその中から好きなゲームを選び時間内であれば何種類でも遊ぶことができる。ちなみに、お店で人気のゲーム上位3つは次のとおりだ。

【第3位 『デジャブ』】
 ドイツで2017年に発売されたカードゲーム。カードをめくり対応したタイルを早いもの勝ちで取る記憶力とスピードのゲーム。

【第2位 『ナンジャモンジャ』】
 ロシアで2010年に発売されたカードゲーム。めくったカードに名前を付ける素早い判断力と記憶力、ネーミングセンスが問われる。

【第1位 『カタン』】
 ドイツで1995年に発売されたボードゲーム。未開の島を舞台に、資源を使って道や町を作り発展させていく。

 JELLYJELLYCAFE店長の野崎雄斗さんは1位の『カタン』について「交渉がゲームのシステムとしてあるので、他の人とのコミュニケーションを楽しみながら、戦略要素もあって頭も使うバランスのとれたゲーム」と魅力を語る。

 しかし、今やスマホで簡単にゲームができるなか、なぜボードゲームなのか。この疑問をカフェにいるお客さんにぶつけてみると、「デジタル(ゲーム)は暇つぶしみたいな感覚」「人と顔を合わせるか合わせないかで広がり方が全然変わってくる」「スマホゲームはシステムとしてもう広がりようがない。ボードゲームは誰と遊ぶかによって展開の仕方が変わってくるのですごく楽しい」と、人ごとの“広がり”を指摘する声があがる。

 さらに、JELLYJELLYCAFEでは相席システムを導入。「相席OK」の札を立てることで、1人や少人数でお店を訪れた人も交流できるようになっている。実際に相席でゲームを楽しんだお客さんは、「楽しかったです。性格とか何もわからない状況で心理戦を行うので、いつもとちがう緊張感と勝ったときの幸福感」「(連絡先交換を)しました。LINEグループができる予定です」と話した。

 また、高円寺にあるボードゲームカフェ「LITTLE CAVE」でも、見知らぬ人同士の相席は日常茶飯事だという。テーブルにはネームプレートが置かれ、初対面でもお互いのコミュニケーションが取りやすい、ゲームを楽しめる工夫がなされている。

 LITTLE CAVEを通して「友達が10人くらいできた」という女性のほか、「外国人として日本人の友達を作るのは難しいが、この店の常連客やスタッフはフレンドリー」と話す常連の外国人女性のように、ボードゲームカフェが新たな友達作りの場になっている。

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最終更新:12/8(金) 13:01
AbemaTIMES