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トルコ・リラ反発支援で少なくとも100bp利上げ必要-フィデリティ

12/8(金) 10:11配信

Bloomberg

トルコ中央銀行が少なくとも100ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利上げなど積極的なリラ下支えに動かない場合、リラの過去最安値からの反発が勢いを失う可能性がある。フィデリティ・インターナショナルのシニア新興市場債トレーダー、ポール・グリア氏が予想した。

リラは11月22日に付けた1ドル=3.9826リラの最安値からほぼ3%上昇。エルドアン大統領の政策顧問が必要に応じ中銀が政策を引き締めるだろうと述べたことに反応した。また対イラン制裁違反を巡るトルコ人バンカーの米国での裁判が今のところ、トルコと米国の関係悪化につながっていないことも寄与している。

トルコでは11月のインフレ率が約13%と2003年以来の高水準に上昇し、利上げ見通しが強まっている。ロンドン在勤のグリア氏は6日の電話インタビューで、中銀は今月14日の政策決定会合で後期流動性貸出金利を現行の12.25%から少なくとも13.25%に引き上げる必要があると指摘し、リラが再び値下がりしないようにするための「絶対的な最低限」の対応だと思うと語った。リラはイスタンブール時間7日午後5時27分(日本時間同11時27分)時点で0.5%安の3.8710リラ。

原題:Lira Stability Needs at Least 100Bps Hike, Fidelity’s Greer Says(抜粋)

Constantine Courcoulas

最終更新:12/8(金) 10:11
Bloomberg