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モン吉が照れくさいぐらいド直球ラブソングを妻へ届けるも、予想の斜め上いく反応が!

2017/12/11(月) 17:01配信

M-ON!Press(エムオンプレス)

気づけばラブソングを作っていた──。ごく自然な流れで、自分が気持ち良く浸れる音を求め、伝えたい言葉を紡いだ結果、ラブソングになることが多かったという2ndアルバム『モン吉2』。日毎に増える大事な人、モノ、コトへの思いを聞いていく。

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■自分たちがどっぷり入った頃の、90年代後半の古き良きヒップホップ

──2ndアルバムは、どんなものにしようと?

モン吉 いつも通り、何も決めずに作り始めてましたね。曲調は、なんとなく一枚目の時に良いなと思ったものを続けようとは思ってましたけど、作り始めてしまえば何も考えずに。

──前作に比べると、よりヒップホップの原点に近いラップチューンが増えた気が。

モン吉 僕も思いました。FUNKY MONKEY BABYS(以下ファンモン)の時も一作に一曲あるぐらいの感覚だったんですけど、今回2曲あるんで。

──それは「ONE DAY」と……。

モン吉 LITTLE(KICK THE CAN CREW)くんと一緒にやった「八王子~地元愛の賛歌~」と。その2曲はザ・ヒップホップですね。しかも自分たちがどっぷり入った頃の、90年代後半の古き良きヒップホップと言いますか。自分の中でいちばん良いなと思えるものをそのまま作りました。

──すごくリラックスしてる感じがする。

モン吉 そうですね。でも意外とやってなかったんで、新鮮で楽しいというのも半分あったし。

最近は若い子がまたヒップホップに戻ってきてるという話もあって、トラップも聴くし90年代ヒップホップも聴く、みたいな感じらしいので、これは面白いなと思いながらやってました。

あと今回、途中からラブソングばっかり書いていたイメージがありますね。

■この年になって自然と出た愛を歌うのが良いのかな

──そう、ラブソングがすごく多いアルバム。

モン吉 コンセプトを決めないで作り始めたんですけど、途中から“あれ? ラブソングばっかだな”って気づいてからは、うっすらコンセプトになってました。

ファンモンの時だったら、片思いか、成就して幸せか、どっちかだったんですけど、他にもいろいろ愛の形はあるなと。

あえて歌わなかったところもあるんですけど、この年になって自然と出た愛を歌うのが良いのかなと思って、いろいろ書きました。

──それは具体的には奥様に捧げた「Dear Mama」とか、お子さんに捧げた「茜空」とか。

モン吉 そうですね。「RINNE」も大きな意味の愛で、昔縁があった魂が“またあなたのところに戻る”という愛だし、「八王子~地元愛の賛歌」は地元愛、いろんなラブソングがありますね。

「Dear Mama」は最初にタイトルを決めて、母親について書こうと思ったんですけど、自分が“ママ”と呼ぶのはもはや奥さんなので、そっちに変えました。

──照れくさいぐらい、ど真ん中のラブソング。これ、奥様は聴いて?

モン吉 はい。「きれいごとばっかりだ」と言ってました(笑)。でも自分としては、きれいごとなのか理想なのか、これが自分の中の“ママ”なんですけどね。本人は他に言いたいことがあるみたいで(笑)。

──「茜空」は?

モン吉 これはオケが優しく温かい感じがしたので、自分がそういう気持ちになれるのは子供かなと思って書きましたね。

今まで一回も書いたことのない題材ですけど、今なら書けると思って書きました。

■元々僕の曲を好きで聴いてくれてる方たちは好きかな? って

──しかも、「茜空」は一般投票でミュージックビデオを作る「推し曲第1位」に輝いたという。

モン吉 そうなんですよ。投票する前から、元々僕の曲を好きで聴いてくれてる方たちは好きかな? って。

そういう方たちも同じように子供が生まれたりしているので、そこが響くのかな? とうっすら思ってたんですけど、やっぱりそうかと。

──「RINNE」も人気でしたね。スローなテンポが気持ち良いEDMで、惜しくも一般投票2位。

モン吉 投票が終わったから言いますけど、個人的にいちばん好きで、曲も題材も今っぽくて良いなと思います。なので、2位だけど実費でミュージックビデオを作るという荒行に出ようと思いまして(笑)。

「茜空」は日本人的な和の心を感じるんですけど、「RINNE」は言葉がなくて音だけでもいろんな国の人が聴いてくれそうなイメージがあって。いろんな人が見てくれるものを作りたいなと思って、今作ってます。

■自分の身近で絵が描ける人といえば……いた! っていう感じです(笑)

──今回、ゲストが3人いますね。「愛の花」に参加したかりゆし58の前川真悟くん。

モン吉 元々現場で会えば「久しぶり~」と言い合う仲ではあったんですけど、プロデューサーのYANAGIMANさんの提案で一緒にやることになって。

お互いレゲエが好きなので曲調はレゲエで、コンセプトはラブ&ピース。

沖縄で録ったんですけど、すごいスピードで終わりましたね。たぶん事前に頭の中で出来上がっているタイプで、それをポンポン録っていく。すごい才能だなと思いました。

──そして、KICK THE CAN CREWのLITTLEくん。

モン吉 八王子の大先輩です。2年ぐらい前から「一緒に曲作りたいね」という話をしていて、「だったら、八王子の曲でしょう」というところまでは話していたんですね。『モン吉1』では叶わなくて、今回やっと実現しました。

LITTLEくんも真悟くんと同じで、頭の中でほぼ完成しているものを本番でポンと出す感じですね。あそこまで韻を踏める人、なかなかいないと思います。八王子の大先輩、さすがですね。

──さらに、この衝撃的なジャケットを描いたのはケミカル画伯!

モン吉 顔ジャケならなんでもいいやと思っていて、前回は普通に写真だったんで、今回は絵が良いなと思った時に、自分の身近で絵が描ける人といえば……いた! っていう感じです(笑)。

20パターンぐらい送ってきてくれたんですけど、これがいちばんパンチがありました。ケミちゃんの奥さんに聞いたら、スランプだったらしいんですね。それが夜に突然描き始めて、「降ってきた」んだそうです。

──愛を感じますよ。ラブソングのアルバムで、参加した人みんなにも愛がある。

モン吉 コンセプトはラブです。ありがたいですね。助けてもらってるなと思います。

INTERVIEW & TEXT BY 宮本英夫

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【ライブ情報】
モン吉ワンマンライブハウスツアー 猿旅2018
[2018年]
01/21(日)愛知・名古屋 ell.FITS ALL
02/12(月・祝)東京・渋谷CLUB QUATTRO
03/03(土)大阪・十三GABU

【プロフィール】
モンキチ/1979年2月17日、東京都八王子市生まれ。2004年1月に地元・八王子にてFUNKY MONKEY BABYSを結成。2006年にシングル「そのまんま東へ」でメジャーデビュー。2016年3月にソロ第1弾楽曲「桜ユラユラ」を配信限定シングルとしてリリースし、同年8月10日には1stソロアルバム『モン吉1』をリリースした。

【リリース情報】
2017.12.13 ON SALE
ALBUM『モン吉2』
ドリーミュージック