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【MLB】鷹サファテ、大谷は「地球上で最高の選手」 米誌で絶賛、課題は「制球」「内角」

2017/12/11(月) 7:31配信

Full-Count

大谷を1年目から知る最強守護神が語る「スーパースターになると言い続けてきた」

 米MLBのロサンゼルス・エンゼルスへの入団が決まった大谷翔平投手。日本ハム在籍5年間で二刀流としての実績を積み上げ、メジャー球団が争奪戦を繰り広げた。9日にエンゼルス入団を決断、10日には入団会見が行い、晴れて「The Halo(天使の輪の意、エンゼルスの愛称)」の一員となることが決定した。この日米を騒がせた大谷について、ソフトバンクで今季プロ野球記録となる前人未到の54セーブを記録したソフトバンクのデニス・サファテ投手が米メディアにコメントしている。

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 米野球専門誌「ベースボール・アメリカ」が「日本にいる元大リーグ選手にとって、オオタニは特別だが、無敵ではない」というテーマで記事を掲載。この中でサファテは「彼は地球上で最高の選手だよ」と最大級の賛辞を送っている。

 広島、西武と渡り、日本で7シーズンを過ごしたサファテ。ソフトバンクでは4シーズンを戦い、昨季は大谷擁する日本ハムに大逆転でのリーグ優勝を許した。投手として、打者として大谷の力を目の前で感じており、「彼の魅力を知っている。彼はスーパースターになる、それくらい良いんだと初めから言い続けてきた」と、その才能を認めた。

 その一方で右腕の課題も指摘。記事の中で「彼は時々考え過ぎるんだ。『100マイル投げられるんだから、変化球はやめなよ』って思うんだけどね」と言い「優れた制球力は持っていない」とも。「オオタニはタナカマサヒロではない。タナカはストライクゾーンの低めに3球投げる制球を持っていて、マウンド上ではいつも安定していた。大谷は1年目にサイヤング賞争いは出来ないよ」と語っている。

投手、打者どちらかに専念すれば「40本塁打40盗塁か、サイヤング賞になれる」

 また、打者としては「彼の唯一の課題は内角への速球だ。日本人選手は彼に対して内角攻めしない傾向があった。きっと相当配慮していて、内角に投げて腕を壊したり肘に当てたりしたくないんだろう。自分は彼の内角に投げて成果を収めてきた。メジャーの投手は内角への投球を恐れない。そこが彼のしなければならなくなる適応の一つだ」としている。

 取材に対して「彼のしていることは間違いなく素晴らしいことで、彼が挑戦し、球団がその機会を与えるのは何よりだ。自分の意見だけど、いつか彼は選択しなければいけなくなると思う。打者か投手に専念することになるだろう。両立出来るとは思わない。ただ、もしどちらか選べば、40-40(40本塁打、40盗塁)かサイヤング投手になれる。でも、どちらかを選ばなきゃいけないね」と、将来的には投手か打者か、どちらかに絞ることになるだとうと予想したというサファテ。その上で「彼は地球上で最高の選手だよ。弱点を挙げたけど、弱みよりも強みのほうが勝っている」と結論づけたという。

 現在の日本球界で最高の投手であるサファテをも唸らせる大谷。「地球上で最高の選手」であることを、メジャーで証明できるだろうか。

Full-Count編集部

最終更新:2017/12/11(月) 12:13
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