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【E―1選手権】中国に快勝でハリルご満悦 “お気に入り”大量で弾き出される選手は…

2017/12/13(水) 16:45配信

東スポWeb

 東アジアE―1選手権の男子第2戦(12日、味スタ)、日本は中国に2―1と快勝し、優勝に王手をかけた。日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(65)は試合内容を大絶賛。今大会に出場した選手数人を、海外組も含めたフルメンバーで戦う3月の国際親善試合に招集すると断言した。突如として指揮官の「お気に入り」が大量に出現するうれしい誤算となったが、思わぬ“副作用”も出てきそうだ。

 アジアで急成長を遂げる中国を相手に終盤で勝負強さを見せたハリルジャパン。試合後の指揮官はかつてないほど上機嫌で「今日の試合は本当に喜びを感じた。選手には、良い内容とハードワークをしてくれてありがとうと言いたい」と満面の笑みを浮かべながらこう続けた。

「A代表(海外組を含めたベストメンバー)に入る選手が何人か出た。出た選手全員が良い試合をしてくれた。今日出場した選手も踏まえて素晴らしい候補が見つかった」。日本は来年3月の国際親善試合がW杯メンバー発表前最後の試合となるが、重要な最終テストの舞台に今大会のメンバーから大量抜てきすることを明言したのだ。

 すでに主力に定着したMF井手口陽介(21=G大阪)に加え、後半39分に先制ゴールを奪ったFW小林悠(30=川崎)には「本当にかなり高いレベルだ。守備にも戻り、前(センターFW)もサイドもできる。次への候補に入る」と次回招集を“確約”した。さらには同43分に約40メートルのロングシュートを決め、キャプテンマークを巻きリーダーシップも発揮したDF昌子源(25=鹿島)に、「(3月のW杯アジア最終予選)UAE戦のMF今野(泰幸=34、G大阪)も戻ってきた」とこれまで当落線上にいた実績組も高く評価した。

 また、「素晴らしいスタートを切った。もっと良いプレーができる」と称賛したFW伊東純也(24=柏)をはじめ、DF植田直通(23=鹿島)、DF三浦弦太(22=G大阪)ら今大会でA代表デビューを飾った若手も引き続き重用する構えだ。ハリル印のお気に入りの選手が続々と現れたが、そのシワ寄せを食う形になりそうなのがJ1浦和勢だ。

 アジアチャンピオンズリーグを制覇した浦和からは11月の欧州遠征でDF槙野智章らクラブ別最多となる5選手が選ばれたが、開催期間が重なるクラブW杯(UAE)に出場するため今大会の出場は見送り。それでも国際舞台で活躍すればアピールにはなった。だが、開催国枠で出場したアルジャジーラ(UAE)に初戦で屈辱の敗北を喫して株を下げてしまった。

 指揮官は今回の合宿で故障離脱したFW杉本健勇(25)やMF清武弘嗣(28=ともにC大阪)らは引き続き招集する方針。欧州組はすでにFW本田圭佑(パチューカ)、FW岡崎慎司(31=レスター)、MF香川真司(28=ドルトムント)の“ビッグ3”を外してそぎ落としている。それだけに新戦力の代わりにはじき出されるとすれば、浦和勢からメスが入るのは必至。ロシアW杯へ向けて国内組の明暗が分かれる12月となった。

最終更新:2017/12/13(水) 16:45
東スポWeb

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