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辰吉丈一郎の妻・るみさん、10年無職の夫の操縦術とは?

2017/12/13(水) 23:19配信

オリコン

 NHKのドキュメンタリー番組『ノーナレ』の密着取材を受けたボクサーの辰吉丈一郎。18日(後10:50~11:15)に総合テレビで放送される「辰吉家の常識世間の非常識」でつまびらかにされるのは、47歳にしていまだ現役を貫いている“生きる伝説”辰吉が、わずかに残るファイトマネーを切り崩しながら生活している現実だ。

【写真】辰吉丈一郎を支える…4歳上の妻・るみさん

 自由奔放なファイトスタイルで無類の強さを誇り、世界王者に輝くこと3回、日本中を熱狂の渦に巻き込んだ辰吉だったが、プロボクサーライセンスを失効し、10年近くリングに上がっていない現状はつまるところ“無職”。そんな彼のことを支え続けてきたのが、4歳上の妻、るみさんだ。なぜ夫の無謀とも言える挑戦を許し、自由にさせているのか、不思議でならない。しかし、密着取材を続けるうちに、妻の巧みな夫操縦術も見えてくるのだった。

 試合前にうなされて眠れない夫、ケガを抱えてつらそうな夫に対して、妻はあえて“ほったらかし”にする。減量中だろうと相手にしない。げっそりする夫の目の前でテレビを見ながら遠慮なくお菓子を食べる。

 るみさんにはボクシングの経験が無いため、本当の苦しさをわかってあげることはできない、というのが彼女の持論だ。夫に優しい言葉をかけたとして気休めにもならず、わかったふりをしたところで余計なひと言になることをわかっている。「優しい言葉が必要な人もいるんでしょうけど、夫は求めてない。気合いの入るツボを心得ているんです。いまこれが必要だなという言葉がわかるので、その都度、必要な言葉をかけます」とるみさん。

 試合に敗れた夫に対しては「ケガなんか薬塗ったりすればいいんや。しんどかったら、さっさとやめれば」。マスコミの前でも「顔を上げな。下を向いたら、マスコミの思うつぼ。おちょくるくらいで良いんや」と、遠慮がない。あえて妻は厳しい言葉を投げかけ、夫のやる気を発憤させる。その裏側にあるのは、夫に対する圧倒的な信頼だ。

 「女のために戦う男を女は信用できない」「怖がる人間だから強くなれる」「なぜ信頼できるのか? 好きなのか?と問われて答えられるうちは信頼してない証拠」とはっきり言うるみさん。どうすれば夫婦が前を向き、いつまでも尊重し合える関係を作れるのか。夫婦関係、恋愛関係に悩む方々の問題解決につながるヒントが、この夫婦から得られるかもしれない。

最終更新:2017/12/14(木) 8:43
オリコン