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ホンダ、来季に集中出来る環境に”安堵”「チームから選ばれるような、強いメーカーになる」

2017/12/13(水) 8:24配信

motorsport.com 日本版

 F1に復帰してから3年目の今年、ホンダはパワーユニット(PU)のコンセプトを一新。しかし、逆に信頼性に苦しみ、思うようにパフォーマンスを上げられずにいた。ホンダの飛躍を期待していたマクラーレンは、現状に不満を募らせていった。

第2期マクラーレン・ホンダ最後のレースで、9位に入りポイントを獲得したフェルナンド・アロンソ

 最終的に、両者は関係の解消に合意。来季からマクラーレンはルノー製PUを搭載し、ホンダはトロロッソと提携することになった。

 これに伴い、ホンダはF1の運営体制変更を発表。田辺豊治氏がF1テクニカルディレクターに就任し、F1プロジェクト総責任者が担っていた技術開発とレース現場指揮監督の責任範囲が分離されることとなった。これまで、F1プロジェクト総責任者としてホンダのF1プロジェクトを率いてきた長谷川祐介氏は、本田技術研究所の主席研究員として開発に集中することになる。

 レース現場を離れることになる長谷川氏。このニュースが発表される前、来シーズンに向けて次のように語っていた。

「そうですね、ホッとしています。来季に集中出来るのは素晴らしいことです」

「信じてもらえないかもしれませんが、私たち(マクラーレン・ホンダ)は人間関係に問題を抱えたとは思っていません。私たちは、マクラーレンと非常に良い関係を築いていました」

「フレッシュ(なスタート)だということ以外、何もありません。私たちは、自分たちのエンジンを良くしていくことに集中しています」

「私たちは、今も内部と外部、両方から大きなプレッシャーを受けています。その点においても違いはありません。ですがトロロッソと一緒に働くことにかなり自信を持っていますし、刺激的です」

「これは新しい挑戦であり、異なるグループと新しい関係を作り上げるのはとてもエキサイティングです」

「しかし私が言及してきたように、すでに来季のエンジン開発をスタートさせているという観点から、エンジンコンセプトを変更するという計画はありません。ですから、開発グループにとってはあまり大きな違いはなりません」

 長谷川氏は、マクラーレン・ホンダのパートナーシップが継続できないことは残念だが、ホンダはその評判を上げていくことに焦点を置いていると、motorsport.comに述べた。

「もちろん、彼ら(マクラーレン)が来季に向けて、違うエンジンを選んだことは残念です」

「しかし、それは彼らの戦略の一部であり、私たちはそれを尊重する必要があります。今後、彼らや他のチームが私たちのエンジンを使いたがるような、強力なマニュファクチャラーになる必要があります」

Lawrence Barretto

最終更新:2017/12/13(水) 8:24
motorsport.com 日本版