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【香港】政策金利を0.25%引き上げ、今年3回目

2017/12/15(金) 11:30配信

NNA

 香港金融管理局(HKMA)は14日朝、香港の政策金利の基準金利を0.25%引き上げ、1.75%としたと発表した。今年の政策金利の引き上げは3月と6月に続いて3回目。米国の連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)が現地時間13日に利上げを決定したことに追随した。
 FRBは13日、金融政策を協議する連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを決めた。銀行が資金を貸し借りする際に適用する短期金利の指標、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を年1.25~1.50%とし、14日から適用する。決定は景気拡大に対応したもので、市場の予想通りだった。今年1月に発足したトランプ政権下での利上げは3回目。
 FRBは2018年も利上げを3回実施するとの従来予想を維持。19年は2~3回の利上げを見込む。
 香港ドルは米ドルとのペッグ制(1米ドル=7.75~7.85HKドルの許容変動幅での連動相場制)をとっており、金融政策を米国と連動させている。
 HKMAの陳徳霖(ノーマン・チャン)総裁は、米国の追加利上げによって香港との金利差が広がり、香港や新興国市場の流動性が徐々に逼迫(ひっぱく)に向かうとして、香港も米国に追随して利上げを決めたと説明。ただ、実際の今後の利上げペースに関する判断は難しいとして、金利動向に注意するよう市場に呼び掛けた。

最終更新:2017/12/15(金) 11:30
NNA