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【台湾】鴻海のIoT子会社、18年に上海A株上場へ

2017/12/15(金) 11:30配信

NNA

 EMS(電子機器の受託製造サービス)世界最大手、鴻海精密工業の董事会(取締役会)は13日、子会社で主に工業関連のモノのインターネット(IIoT)業務を手掛ける富士康工業互聯網(フォックスコン・インダストリアル・インターネット=FII)の上海証券取引所でのA株上場を申請すると決議した。実現すれば、鴻海が直接出資する子会社が中国に上場する初のケースとなる。
 鴻海はFIIの中国上場について「中国、米国、日本、欧州など世界中で投資を展開していく既定の戦略に沿ったもの」と説明。中国ではIIoTが勃興期に入っており、FIIにとって市場の前途は明るいことを強調した。
 14日付中央通信社などによると、上場日などは未定だが、鴻海はまず2018年1月末に予定している臨時株主総会で株主の支持を取り付けたい考え。その後台湾経済部(経済産業省)の投資審議会(投審会)による承認を経て、早ければ18年半ばには上場する見通しという。
 経済日報によると、鴻海は上場時点で、FIIの発行済み株式の85%を保有することになるもよう。市場関係者は「中国では株価収益率が30~50倍になることが多い上、鴻海の郭台銘董事長への個人的な信望も加わって、FIIが上場すれば高値での取引が見込める」と予測。鴻海は相当規模の資金調達が期待できるとした。

最終更新:2017/12/15(金) 11:30
NNA