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松坂の売り込み断っていた!阪神が引退勧告

2017/12/16(土) 16:45配信

東スポWeb

 阪神が今オフ、ソフトバンクを退団し、新天地でのプレー続行を望んでいる“元祖怪物”松坂大輔投手(37)からの「売り込みオファー」をすでに断っていたことが15日、分かった。松坂側から低年俸での打診があり、球団内で検討したが、谷本球団本部長はこの日「終わった話なので。松坂選手には復帰して他球団の選手として甲子園で投げる姿を見せていただければ…」と獲得を見送ったことを示唆。阪神だけでなく中日、西武、DeNAにも同様のオファーがあったとみられるが、甲子園で怪物伝説を作った松坂が少なくともタテジマのユニホームに袖を通すことはない。

 それも当然だ。チームは来季も就任3年目の金本監督のもと、若手育成による強化を優先し、今オフはFA戦線にも“不参加”。先発投手は補強ポイントの一つだったが、松坂加入よりも藤浪や岩貞ら現有戦力の底上げを優先しているのはファンや球界の誰もが熟知するところだ。

 それだけに今回“済んだ話”とはいえ、松坂側のオファーを伝え聞いたフロント関係者からは「それだけ現役に未練はあるんだろうけど、さすがに辞めないといけない状況にある。低年俸でとかの話ではない。高額で長期の契約してくれたソフトバンクさんの気持ちもくんだ方がいい。巨人を自由契約になった村田ですら移籍場所がまだない。過去の実績、こだわりは理解するけど、いつかは終わらないといけない」と“引退勧告”が飛び出したほどだった。

 振り返れば阪神では2005年オフ、巨人を自由契約となった清原から非公式にオファーを受け、当時の岡田監督が断ったケースがあった。くしくも高校時代に甲子園を揺るがした怪物同士。松坂にも「最後は聖地で…」との思いがあったのかもしれない。

 松坂世代の藤川は12日の契約更改で「皆、いずれそういう時(引退)は来るし、どう処理するか。松坂は退団したけど、自分の中でいい人生を歩もうとしている、ということ」とエールを送っていたが…。今回、虎から出た“引退勧告”を松坂はどう聞くのだろうか。

最終更新:2017/12/16(土) 16:45
東スポWeb