ここから本文です

ソフトB内川、茶谷の「弟子入り」明かす 達川ヘッドが絶賛、期待の若手

2017/12/16(土) 11:04配信

西日本スポーツ

 【ホノルル(米ハワイ州)倉成孝史】福岡ソフトバンクの内川聖一外野手(35)が14日(日本時間15日)、来季3年目の茶谷健太内野手(19)を「弟子入り」させることを明かした。宮崎県日向市などで行う来年1月の自主トレへの参加を、茶谷に志願されて快諾。広島の鈴木、ホークス上林に続いて、未来の右の主軸候補をブレークさせるために一肌脱ぐ構えだ。V旅行中の常夏の島では、来季自身初となる4番での全試合出場でチームを連覇に導く決意を見せた。

【画像】インスタ映えしそうな豚の丸焼きを撮っている松田 ソフトBハワイ優勝旅行

 優勝を義務づけられるチームの4番、主将として、常に重責を担い続ける。それでもここでの内川には笑顔しかない。夫人と2人の子供と訪れた常夏の島。シーズン中は取りづらい家族との時間を存分に楽しんでいる。V旅行4日目は、太陽の下、チームの仲間とゴルフでリフレッシュ。心と体の全てで日本一の喜びを味わっている。

「『じゃあ来いよ』となった」

 「優勝した事実ももちろんうれしいんだけど、こういうご褒美でより実感できる。また優勝して来たいと毎回思う」。ゴルフから戻ると、すぐに夫人と子供が待つホテル内のプールに急いだ。野球を完全に忘れて楽しむハワイでの5日間。これが来季への力になる。「場所が違うから忘れているけど、日本に戻ったらもう来季に向かう」。連続日本一へ向けてはもちろん、帰国後はチームの柱としての責任感で「新弟子」のために一肌脱ぐ。

 「お願いします、と言われたから『じゃあ来いよ』となった」。来季3年目の茶谷から来年1月の自主トレ参加を志願され、快諾したことを明かした。自身は名球会入り目前の来季18年目。19歳の選手が弟子入り志願するには、相当な覚悟と勇気が必要だったことは十分に理解している。「彼の中でもどうにかしたいという強い思いがあると思う。いいものは残してあげたい」。過去に広島・鈴木、後輩の上林を成長させた「道場」で未来の主軸候補の成長を後押しする覚悟だ。

達川ヘッドが「茶ゴジラ」と命名した期待の若手

 茶谷はここまで1軍出場1試合。その10月8日の楽天戦でプロ初打席初安打を放った。今春のキャンプでは達川ヘッドコーチがスイングを絶賛し「茶ゴジラ」と命名した期待の若手だ。「いいものを持っていると思う。(弟子入り志願は)うれしい半面、自分がしっかりしなきゃという責任もあるし、自分がいいものを見せなければという刺激にもなる」。球界では右の好打者が減少している現状もあるだけに、チームの主力となるだけでなく、将来的には自身のように球界を代表する打者に成長してほしいという思いがある。

 そのためにも、直接指導だけでなく、最高のお手本となり続ける覚悟だ。工藤監督も来季の4番を明言しており「そこを任せられる選手でありたい」。2015年の就任後から達成できていない4番としての全試合出場も誓う。来季もチームを日本一連覇に導き大好きなハワイへ戻ってくる。

◆茶谷健太(ちゃたに・けんた)

 1998年1月16日生まれ。神奈川県茅ケ崎市出身。浜須賀小1年から軟式を始め、浜須賀中では硬式の横浜青葉シニア所属。山梨・帝京三高で1年時からベンチ入り。最速145キロの大型右腕として注目され、4番でエースの3年春は関東大会に出場。同年夏の山梨大会は準々決勝で敗れた。16年にドラフト4位でホークス入団後、内野手に転向。今年1月にロッテ・井口(現監督)の自主トレに参加。10月8日の楽天戦途中で1軍初出場し、6回に則本からプロ初打席初球を左前への初安打とするなど2打数1安打。今オフは台湾でのウインターリーグに参加。185センチ、81キロ。右投げ右打ち。

西日本スポーツ

最終更新:2017/12/16(土) 12:58
西日本スポーツ