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北の湖が存命だったら? 徳光和夫と吉田照美が語る、日馬富士暴行事件

2017/12/16(土) 7:10配信

ニッポン放送

徳光和夫とフリーアナウンサーの吉田照美が、日馬富士暴行事件について熱く語った。

ラジオ業界の大先輩と徳光に紹介され「そんな風に徳光さんに紹介されたら消え入りたいですよ!」とたじたじの吉田は、80年代に文化放送の番組『吉田照美の夜はこれから てるてるワイド』で一世を風靡した。他を寄せ付けない話術があったと徳光に言われ「勘弁していただけないですか!」と吉田。「実況できるアナウンサーが一番偉いと思ってます!」と吉田は徳光をリスペクトし、まるで“罵り合っているように”互いを褒め称えるふたり。

当時、ニッポン放送が大変な人気を博していた頃、鬼の林山と呼ばれる文化放送の凄腕プロデューサーに「ニッポン放送の真似するぞ」と言われ、半蔵門のダイアモンドホテルで吉田と林山はふたりっきりで缶詰になり、タイトルもジングルも「完パク」して聴いた人が「ニッポン放送なのかな?」と間違えそうなくらいのものを制作した、それが『てるてるワイド』だと大告白。

「いろんな悪いことをした」という吉田。かつて世の中がゆるかった頃、他局の赤坂のTBSやニッポン放送を「おはようございます!」と無断で出入りし、勝手にインタビューをしたり隠しマイクで録音してブラックリストに載っていた。顰蹙と恨みを買い、ひどく問題になったんだとか。他にやる方法が思いつかず、これで消えるんならいいや! と開き直った吉田のゲリラ戦法は良くも悪くも印象に残った。「ラジオのアナウンサーでこれだけ体張る人がいるのかな」と徳光は吉田のアナウンサー哲学に感心。

そして話題は相撲へ。吉田は氷水をかぶって横綱だった北の湖に嫌われたという逸話まで飛び出した。当時、相撲の支度部屋情報を発信していた吉田が大相撲トーナメントの時期に神田の水垢離(氷水)をかぶったのがテレビに出てしまい「あんなバカ、オレの側に近づけんな!」と北の湖から付き人たちにお触れが回ってしまったらしい。その後、北の湖に少しインタビューでき「フンッ」と鼻息で返された後、付き人がやってきて「もうひと言聞いていたら殴られていましたよ!」と言われたんだとか。吉田は北の湖が大好きだった。

「北の湖が存命だったらあんな事件は起きなかった」と語る徳光に吉田が深く頷く。北の湖は貴乃花親方を可愛がっていた。かつての相撲を知っている吉田が語る日馬富士事件への見解とは?

「時代が変わってきているから、僕は白鵬さんが『あれは可愛がりだよ』って言っちゃまずいと思う。可愛がりで終わらせたらそのまんまじゃないですか。絶対暴力はダメです。だからしょうがないですよ、日馬富士は暴力をふるった人、暴力をふるわれた人は貴ノ岩、その構図だけちゃんと警察ではっきり判断するのが普通だと思いますよ。相撲協会で判断するっておかしいですもん。一般の物差しがないところで判断したら、それは間違い。だから相撲協会は変わっていかないと。お相撲さんになりたいって人が減っちゃうんじゃないですか」

それから、日馬富士の引退を簡単に受理してしまう相撲協会もおかしい! とも。警察の判断が出て最後にようやくするべきだ、と徳光と吉田は熱弁した。

ちなみに吉田は、高見山がンタビューでマイクをかじってくれて、内心「やったー!」と思ったという。なかなかマイクをかじられるアナウンサーはいない、ゴリッという音が電波に流れた、とホクホクだったらしい。

(12月9日(土)放送 ニッポン放送『徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー!』より)

ニッポン放送

最終更新:2017/12/16(土) 7:10
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