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「暗くなる銀座線」再現 消える室内灯、予備灯だけの車内 東京メトロ、特別列車を運行

2017/12/17(日) 16:10配信

乗りものニュース

駅付近でちょくちょく消えていた、地下鉄銀座線の室内灯

乗りものニュース

 駅付近で、車内の電気が消える――。

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 東京メトロが2017年12月17日(日)、地下鉄開通90周年を記念したイベント「TOKYO METRO 90 Days FES!」のスペシャル企画として、「開通当時にタイムスリップ」する特別列車を銀座線で運行。同線で1993(平成5)年まで見られた光景「消える室内灯」を再現しました。

 日本の地下鉄は1927(昭和2)年12月30日、現在の東京メトロ銀座線 浅草~上野間が「東洋唯一の地下鉄道」として開通したことに始まります。

 銀座線の電車は、運行に必要な電気を上空の架線ではなく、線路脇のサードレールから取ります(第三軌条方式)。このためかつて、駅付近のポイント通過時など、サードレールが途切れる場所で一時的に停電状態となり、室内灯が消灯、代わりにバッテリーを電源とする予備灯がともる、という光景が日常的に見られました。

 現在、銀座線を走っている1000系電車は対策がなされ、そうした場合でも室内灯は消えません。しかし2編成だけある、90年前の地下鉄開通当時の電車(旧1000形)を模した「特別仕様車両」は、予備灯をあえて用意。往時の「消灯」を再現できる「イベントモード」を備えています。

 今回はこの「特別仕様車両」を使い、「消える室内灯」が再現されました。その「イベントモード」が一般に披露されたのは、このたびが初めてです。

前の車両から照明が消え、再点灯していく様子も再現した「イベントモード」

 往時の銀座線では、サードレールから外れた車両から順次、室内灯が消え、サードレールに再び触れた車両から再点灯していましたが、1000系の特別仕様車両はこの様子も再現しています。

 かつての車両はいわば、その車両のコンセントがサードレールから外れて必然的に消灯、でした。しかし現在の1000系は、その車両のコンセントが外れても、サードレールに接触しているほかの車両から電気が供給されるため、室内灯が消えません。そのため1000系の特別仕様車両では、プログラムで電子的に制御し、「消える室内灯」を実現しているそうです。

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最終更新:2017/12/17(日) 19:00
乗りものニュース