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「信じて待ったのに」1人も来なかった。30人の貸切予約があった小さな飲食店の悲しみ

2017/12/17(日) 12:11配信

BuzzFeed Japan

両親が個人で経営する店に12月15日、30人の団体の貸切予約が入っていた。ところが、約束の時間になっても誰一人として来店しない。連絡すら取ることができない。無断キャンセルだった。【BuzzFeed Japan / 瀬谷 健介】

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丹精込めて作った料理は、客の口に運ばれることはなかった。店は悲しみに暮れた。

両親から知らせを受けた息子の新谷有幹さんは、悔しさに涙しながらTwitterに次のように投稿した。その日、用意していた母自慢の料理の写真とともに。

「オトンとオカンが大阪の梅田でやってるお店、今日30人の貸切予約が何も連絡ないまま当日来なかったらしい。悲しいって連絡がきた。一生懸命心込めて準備してたみたいだし、本当にかわいそう」

いったい何があったのか。BuzzFeed Newsに詳細を語ってくれた。

大阪市の梅田駅近くにある「和風ダイニング tsukushinbo 梅田店」。料理好きの母・明美さんが「多くの人を料理で笑顔にしたい」と始めた店だ。

貸切予約の連絡は電話であった。客は店を「ぐるなび」で知ったという。

決して大きな店ではない。30人全員の着席は無理だと伝えると、「椅子はいらないから、立食でお願いします」と返答があり、予約が確定した。

人数変更がある場合は、予約日の2日前までに連絡をしてほしい、と約束していたが、電話はなかった。そのため、30人分の食材を調達し、準備に入った。

少しでも居心地良く、楽しんでもらうため、スタッフ総出で椅子を全て運ぶなどして広いスペースを確保した。そして、コース料理全6品のうち、オードブル3種とサラダ、ばら寿司を事前に作って、客を待った。

しかし、予約時間の午後7時半になっても、誰も来店しない。15分後に幹事の携帯電話に連絡しても通じない。ショートメールも送ったが返信はなかった。

午後9時頃には別の客が来店したが、団体予約が入っており、貸切体制だったため断った。

料理は自分たちが食べるはずではなかった。

多くの来店客を見込める金曜日。団体客を信じて待ったが、結局、客は来なかった。

すぐに痛んでしまうばら寿司は急遽、友人が買ってくれ、アルバイトの従業員にも持って帰ってもらった。残りは夫婦2人で食べた。

団体客が支払うはずだった料金は1人あたり3500円。値下げの依頼に応じて決まった額だった。

今回のように、コース料理の予約注文があった客に無断キャンセルされたのは初めて。幹事からの連絡やキャンセル料金の支払いは今もない。

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最終更新:2017/12/18(月) 18:23
BuzzFeed Japan

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