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「危険運転」立件なるか 登別飲酒死亡事故、捜査大詰め

2017/12/18(月) 10:26配信

北海道新聞

 【登別】登別市で11月下旬、同市内の専門学校生森口修平さん(19)が飲酒運転の車にはねられて死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死)などの容疑で逮捕、送検された同市内の会社員藤森雄三容疑者(39)の捜査が大詰めを迎えている。地検などの捜査当局はより罰則の重い同法違反の危険運転致死罪での立件を視野に入れるが、信号無視などの構成要件を満たすかが焦点となる。

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あおり運転繰り返す

 藤森容疑者の送検容疑は、11月27日午後10時20分ごろ、酒気を帯びた状態で車を運転し、登別市若山町2の道道交差点で、横断歩道を渡っていた森口さんをはねて死亡させた疑い。

 道警によると、藤森容疑者は市内の居酒屋で酒を飲み、同乗者を乗せ、森口さんをはねるまで約7キロを運転した。この間、別の車をあおったり抜いたりする運転を繰り返し、この車を追い越す際に接触して停車。相手に「警察を呼ぶ」と言われ車で逃げ、接触現場から約3キロ離れた交差点で森口さんをはねたという。

20日に勾留期限

 危険運転致死罪は《1》アルコールや薬物の影響で正常な運転が困難だった《2》制御できないほどの高速度や十分な運転技術を持たずに運転した《3》赤信号を殊更に無視した《4》妨害する目的で割り込みや接近をした―の4要件のいずれかが当てはまれば成立する。今回の事故で、捜査当局は《1》か《3》を検討しているとみられる。

 同署によると、藤森容疑者は送検後、黙秘を続けているといい、勾留期限を20日に控え、慎重に捜査を進めている。

北海道新聞

最終更新:2017/12/18(月) 10:26
北海道新聞