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日本人アイドルグループ「ジュース=ジュース」 ブラジル初公演に現地ファン200人が大合唱で熱狂

2017/12/22(金) 5:52配信

ニッケイ新聞

(ブラジル邦字紙「ニッケイ新聞」22日付)




 ヤマト・ミュージック(近澤隆代表取締役社長)が15日、日本の7人組アイドルグループ「Juice=Juice」(以下ジュース、アップフロントプロモーション所属)の公演をサンパウロ市リベルダーデ区の沖縄県人会館で開催した。会場には非日系人を中心とするファン約220人が集まり、色とりどりのケミカルライトを手に終始大合唱、ブラジル初公演のアイドルグループに熱狂した。


 午後8時に曲が始まると、全員が二十歳前後の若々しいジュースのメンバーが舞台に躍り出た。一斉に詰め掛けたファンが歓声を上げ、メンバーの名前を叫びながら合唱し、躍動的に曲に合いの手を入れた。


 曲間では各メンバーがブラジルでの公演開催に喜びを示し、気に入ったブラジル料理を語るなどしてブラジル人ファンを喜ばせた。

 その後も休む暇なく立て続けに曲を披露した後、ジュースが袖に消え舞台照明が落とされるとファンからは熱烈なアンコールが起こった。

 再度登場したジュースは「Wonderful World」のほか2曲ほど披露し、来場に感謝を述べブラジルでの再公演を誓った。


 振り付けを完璧に真似、曲の合いの手も率先して入れていた日本人男性のKassiさん(29、宮城県)はなんと同グループの世界公演のほとんどに参加しているそう。「日本と違ってブラジル人ファンはとても元気で、自由に楽しんでいる。好きなグループが、地球の反対側でもこれだけ愛されていることは、僕も嬉しい」と爽やかな笑顔を見せた。


 デビュー時からファンというフェルナンド・フランシスコさん(30)と友人のレナンチアゴ・ジーアス・ダ・コンセイソンさん(18)は、インターネットでジュースを見つけたそう。「大好きなグループがブラジルに来てくれて公演中は涙が出た。とても感動している」と噛み締めるように語り、胸に手を当てた。


 近澤代表取締役は日本の多くの芸能事務所が海外普及を推進していることに触れ、「特撮やアニメソングの歌手、バンドとブラジルに入ってきて、日本のアイドル人気が始まったのは比較的最近のこと。50~60人と予想していたが、こんなにファンが集まって良かった」とホッとした表情を見せた。


 ブラジルのアイドルファンについて「J―ROCKのファンは普通1回しか見に来ない。それと違い、アイドルファンは10回公演があっても全部に来る。どんどんブラジルに来て知名度を上げていってほしい」と期待した。

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 日本のアイドルグループ「ジュース」が8曲ほど披露した後、植村あかりさんが「皆さん、ありがとうございまーす!。ブラジルに来るのを本当に楽しみにしていました。チーズが大好きで、ポン・デ・ケージョがとても美味しかった」と話すと、客席から嬉しそうな歓声が上がった。さらに「ブラジルお勧めの料理を教えて」と会場に呼びかけると各所から料理名が叫ばれた。それもあってかアンコール時には「アンコール」と言う代わりに「アサイー」「シュラスコ」「ポンデケージョ」などとブラジルの料理名を連呼する場面も。Kassiさんの言う「自由に楽しむブラジルファン」が見られた公演だった。

最終更新:2017/12/22(金) 5:52
ニッケイ新聞