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キャリー・フィッシャーさん没後1年 銀河系で愛された姫のすべて

2017/12/23(土) 9:00配信

The Telegraph

薬物依存と精神疾患と闘い抜いた人生

■『エピソード9』にCGでの登場はなし

 レイア姫役のフィッシャーさんが亡くなって、『スター・ウォーズ エピソード9(原題:Star Wars: Episode IX)』はどうなるのか、ファンの間ではさまざまな憶測が流れた。

 これについてルーカスフィルム(Lucasfilm)は1月13日、声明を発表し、フィッシャーさんをレイア姫、またはレイア・オーガナ(Leia Organa)将軍役としてCGで再現することはしない考えを明らかにした。

■若手共演者を励まし、ひっぱたくシーンでは思い切り

 米誌「ヴァニティ・フェア(Vanity Fair)」5月号に掲載された『最後のジェダイ』製作についてのインタビューで、若手の共演者ジョン・ボイエガ(John Boyega)さんとデイジー・リドリー(Daisy Ridley)さんがフィッシャーさんについての心を打つエピソードを語っている。リドリーさんはフィッシャーさんから、不安を克服し、突然有名になったことを受け入れるよう励まされたと話し、またボイエガさんは、同シリーズへの出演に難癖をつける意地悪で、どうでもいい批判を乗り越えるよう言われたことを明かしている。

 だがパイロットのポー・ダメロン(Poe Dameron)役を演じたオスカー・アイザック(Oscar Isaac)さんは違うエピソードを披露。同誌に対して、「全部で27テーク撮ったと思う。彼女は毎回やる気満々で、僕をひっぱたくのを楽しんでた」と語っている。

■『エピソード9』はレイアの映画になるはずだった?

 同じインタビューで、ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ(Kathleen Kennedy)社長は、こう話している。「(撮影が)終わるや否や、彼女は私のことをつかまえて、(エピソード)9では私が前面に出なきゃね、と言ったのです。7ではハリソン(・フォード)(Harrison Ford)が、8ではマーク(・ハミル)(Mark Hamill)が中心にいたから、9は自分の映画になると思っていたのでしょう。そうなっていたかもしれません」

■「精神疾患を恥と思わないで」

 フィッシャーさんの娘で女優のビリー・ロード(Billie Lourd)さんは、母親の体内から薬物が見つかったことを公表し、気丈にもこんな声明を発表した。「私の母は、生涯にわたって薬物依存と精神疾患と闘いました。最終的にはそれで亡くなったのです。母は、こうした病を恥と見なす社会的な烙印について取り組んできたことを意図的に公にしてきました」と語った。

「私は母のことをよく知っています。母なら、自分の死を励みに、病と闘っていることをオープンにしてほしい、と望んだでしょう。どうか助けを求めてください。精神衛生プログラムに対して政府の資金を引き出すよう、闘ってください。(精神疾患に対して)恥じる気持ちや社会的烙印は、問題解決や治療自体にとっても敵なのです」

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最終更新:2017/12/23(土) 9:00
The Telegraph

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